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東北大の巨大顕微鏡「ナノテラス」稼働。

日本経済新聞 電子版は2024年05月14日に、特殊な光を使って原子レベルで物質を見る仙台市の巨大顕微鏡「ナノテラス(NanoTerasu)」の稼働が2024年04月に、始まったと報告した。半導体や電池などの次世代素材の開発に期待が高まる。

また、兵庫県にある「SPring-8(スプリング8)」も改修で性能を高める予定で、大学や企業の研究開発を両輪で支えると伝えている。

次世代型の放射光施設「ナノテラス」は、量研機構(量子科学技術研究開発機構)などが東北大学青葉山新キャンパス内の「サイエンスパーク」にできた、宇宙船基地のようなドーナツ型をした次世代3GeV高輝度放射光施設である。

同じように物質を原子レベルで解析できる放射光施設は世界に50カ所、日本に9カ所あるが、「ナノテラス」はそのなかでも世界最高水準の分析性能を誇る。

太陽光の10億倍以上の明るい光で、様々なモノの内部や表面をナノスケールで観察できるだけでなく、様々な観察手法を駆使してモノが示す機能のミクロな仕組みをも可視化できる。

「ナノテラス」は、コアリション(有志連合)・コンセプトに基づく官民地域パートナーシップにより運営される。

SRIS(Internetional Center for Synchrotron Radiatin innovation Smart Tohoku University/東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター)のミッションである。

SRIS(Internetional Center for Synchrotron Radiatin innovation Smart Tohoku University/東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター)の緯度、経度。
38°15'03.7"N 140°49'54.0"E
または、
38.251028, 140.831658

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG302SY0Q4A430C2000000/?n_cid=NMAIL007_20240514_Y
https://wired.jp/article/vol51-nanoterasu/
https://www.sris.tohoku.ac.jp/outline/message/
https://www.sris.tohoku.ac.jp/en/

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