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EU理事会、AI規制法案を最終承認。2026年に適用。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年05月22日に、CEU(Council of the EU/EU理事会)は2024年05月21日に、AI(Artificial Intelligence/人工知能)に関する規制法案「The EU Artificial Intelligence Act」を承認した。これにより同法は6月に発効し、2026年から全面的に適用される。包括的な規制法としては世界初で、国際的なAI規制に影響を及ぼす可能性がある。
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この法案は欧州委員会が2021年に提案し、昨年末に同委とEU理事会、欧州議会が大筋合意。今年3月に欧州議会が承認していた。
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法案では、AIシステムを「最小限のリスク」「高リスク」「容認できないリスク」「特定の透明性リスク」の四つに分類。容認できないリスクに含まれるシステムを一律に禁止し、高リスクのシステムには透明性で厳格な義務の順守を求める。一方、特定の透明性リスクのあるシステムでは、AIが作成したコンテンツであることの明示などを義務付け、リスクが最小限のAIシステムには特別な規制は行わない。
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ところでCEUの委員は、AIをどこまで知ってるのだろうか?
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CEUの委員は、「最小限の知識」「高知識」「容認できない知識」「特定知識の透明性」の四つに分類する必要がある。
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