BMW、ボタンを押すと「分解」する円形のコンセプトカーを発表。

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DesignTAXIは2021年11月12日に、BMW、ボタンを押すと「分解」する円形のコンセプトカーを発表。

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BMWは、COP26(26th Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change/国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)の「サステイナブル・イノベーション・フォーラム(Sustainable Innovation Forum)」で、循環の原理に基づいたコンセプトカーを展示した。この車、「i Vision Circular」は、分解を念頭に置いて組み立てられている。ボタンを押すだけで「バラバラ」になる。

https://time-az.com/main/detail/75615

永久的な接着剤で固定するのではなく、取り外し可能な接続部を使って車の部品を組み合わせ、簡単に分離して再利用できるようにしている。クイックリリースボタンは、部品の交換や修理のために車を分解したり、寿命が来たときに分解したりすることを容易にし、分解することへのさらなる動機付けとなっている。

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Dezeenによると、このボタンは、スノーボードブーツのBoaレーシングシステムからヒントを得たもので、パーツがワイヤーでつながれており、ワンタッチで締めたり外したりすることができる。

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さらに、同社のサステナビリティデザイン部門の責任者であるDaniela Bohlingerは、Dezeenに対し、「このボタンがどこにあっても、それは分解を象徴している。押すと、それが何であれ、バラバラになるのです。」 そう、クルマでも。

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BMWの説明によると、i Vision Circularの「最優先のデザイン目標」は、「クローズドな材料サイクルに最適化し、リサイクル材の使用率100%/リサイクル性100%を達成する」クルマを作ることでした。そこでデザインチームは、廃棄物をリサイクルすることで得られるアルミニウムやスチールなどの副資材に注目した。

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走っている時に、間違えてクイックリリースボタンを押したり、事故でクイックリリースボタンを押した状態になった場合、どうなるのだろう。

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昔、スバル360を運転していて、カーブを回る時、助手席の人が外に放り出され、何人か死んだ。

私の知人は、友人を殺してしまって、交通刑務所に入って、会社を辞めることになり、人生が変わってしまった。

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