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アジア人は政府を批判できるべきだと信じている


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世界最大の統計調査データプラットフォームでドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のカタリーナ・ブッフホルツ(Katharina Buchholz)の報告として2024年07月22日に、米国のピュー研究所(Pew Research Center)がアジア9カ国を対象に行った調査によると、同地域の大多数の人々は言論の自由が重要だと考えている。韓国(South Korea)では83%、シンガポール(Singapore)では55%が、国民は公に政府を批判できるべきだと考えている。
また、支持者リストの上位には香港(Hong Kong)と台湾(Taiwan)があり、80%以上の人々がこの考えに賛同している。両国は長い間自治権を持ち、独立した民主的な体制を獲得してきたが、1997年に香港をイギリスから奪還し、台湾も領有権を主張する中国との関係は複雑である。
インドネシア(Indonesia)、スリランカ(Sri Lanka)、タイ(Thailand)も言論の自由を強く支持しているが、日本の回答者はより慎重だった。

この考えは、時には厳格な法律で知られるマレーシア(Malaysia)とシンガポールではそれほど広まっていない。

この2カ国は、世界報道の自由指数(press freedom index)のいくつかの分野で低いスコアを記録している。調査対象となったすべての国は世界自由度指数で少なくとも部分的に自由であると評価されたが、ピュー研究所は「自由ではない」と評価された調査対象国であるベトナム(Vietnam)とカンボジア(Cambodia)ではこの質問は行わなかった。

https://www.statista.com/chart/32671/share-of-asian-respondents-who-say-that-people-should-be-able-to-criticize-governments/
https://www.pewresearch.org/short-reads/2024/07/15/many-adults-in-east-and-southeast-asia-support-free-speech-are-open-to-societal-change/
https://www.statista.com/topics/12048/politics-in-south-korea/
https://www.statista.com/topics/2310/hong-kong/
https://www.statista.com/topics/2311/taiwan/
https://www.statista.com/chart/12541/the-state-of-freedom-worldwide/

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