見出し画像

たった45日間の首相在任で、英国のリズ・トラス首相は辞職した。



米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)は2022年10月21日に、エリザベス2世(Queen Elizabeth II)から最後に承認を受け、英国史上最短で自身の税制案が市場の混乱を招いたことを受け、リズ・トラス(Liz Truss)は辞職した。

前任のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)は一連のスキャンダルで沈んでおり、彼女はこの数年で3人目の保守党党首となった。

彼女の後任を探すため、来週中に党首選挙が行われる予定である。オッズメーカーによると、前財務大臣のリシ・スナック(former Chancellor of the Exchequer Rishi Sunak)がトップランナーで、内閣府大臣のペニー・モーダント(cabinet minister Penny Mordaunt)がそれに続くという。

彼女は、この45日間で30歳は歳をとった。
顔が変わった。

2022-10-17---イギリス財務省のジェレミー・ハント長官、ほぼすべての税制計画を撤回。
2022-10-13---イギリスのトラス首相、クワーテング財務相を解任 後任にハント元外相。
2022-10-03---イギリスは、市場の混乱を引き起こした富裕層への減税を廃止。
2022-09-28---イギリスの£は記録的低水準で、中銀は、さらなる利上げを示唆。
2022-09-28---IMF、イギリス政府の税制案を公然と批判。
2022-09-23---イギリスのクワーテング財務相、大型減税で補正予算案発表。
2022-09-22---イギリスのISAと日本のNISAで最大の見劣りは年間投資枠。
2022-09-21---イギリス政府、電気・ガス代の上限設定し、企業向け光熱費支援を発表。
2022-09-15---イギリス政府、2022年09月23日に小型補正予算案を提出する予定。
2022-09-06---イギリスのリズ・トラス新内閣の顔ぶれが確定。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?