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ジョー・バイデン大統領の台湾防衛に関する発言は、北京に送るメッセージ。


香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2022年05月23日に、ジョー・バイデン大統領(US President Joe Biden)は、台湾が大陸から攻撃された場合、米国は、台湾を防衛することを約束したと述べた後、米国の政策は変わっていないと主張している。

バイデン大統領は、「戦略的曖昧さ」の政策を正式に捨てずに、北京に「政治的に有用な」シグナルを送ったとオブザーバーは述べている。

https://time-az.com/admin/edit/76926

バイデン米国大統領は、米国は台湾を防衛する意思があると発言し、北京に明確なメッセージを送ったが、長年にわたる戦略的曖昧さの政策は崩れていないと分析されている。
バイデン大統領は2022年05月23日月曜日に、東京で記者から、米国は台湾を守るために軍事的に関与する意思があるかと聞かれ、こう答えた。「はい、それは我々が約束したことです。」と言った。

ホワイトハウス関係者は後にこの発言を撤回し、政策の転換を反映したものではなかったと述べた。しかし、1年以上前に就任して以来、バイデン氏は台湾について、台湾が独立しているかどうかに関して明らかに矛盾した発言をするなど、複雑なシグナルを発し続けており、これは最新の矛盾である。

どんなに間違え、どう修正しようとも、そこには大きなメッセージがある。

このテクニックは、多くの人が学ぶべき、メッセージである。

意識して間違え、誰がどう修正しても、そのメッセージは残る。

そして、修正したと言うメッセージも残ることになる。

矛盾するメッセージを同時に活かすことになる。

また、日本にとっては、台湾との友情を残せた。

日本の政治家も、このような二人三脚のメッセージが残せるように、学ぶべきである。ただし、何度も使えるメッセージ・テクニックではない。

バイデン大統領の場合、このようなテクニックが多く散りばめられる。

だからシンプルな人に嫌われる。

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