2000年以降に暗殺された指導者たち

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のアンナ・フレック(Anna Fleck)の報告とし2022年07月11日に、安倍晋三元首相が暗殺されたことを受け、2000年以降に暗殺された指導者たち(The Leaders Assassinated Since 2000)を公開した。

日本の安倍晋三元首相(67)は2022年07月08日金曜日に、西日本での選挙演説中に暗殺された。

銃規制が厳しい日本では、第二次世界大戦前から初めてのことである。犯人は、首相が関係していると思われる組織に恨みを抱いていると語ったとされるが、警察はその主張について現在調査中であるとしている。
政治家にとって利害関係は大きい。

https://time-az.com/main/detail/77273

過去20年間を振り返っても、在任中や退任後に暗殺された指導者は少なくない。以下の表は、AP通信が掲載した2000年以降に殺害された大統領と首相をまとめたものである。

ちょうど昨年、ハイチのジョベネル・モイーズ大統領(Haitian President Jovenel Moïse_は、雇われた暗殺者たちによって一夜の襲撃で殺される前に拷問を受けたと伝えられている。

その数カ月前には、チャドのイドリス・デビ・イトノ大統領(Chad’s President Idriss Deby)が、再選に勝利したわずか数時間後に、同国北部で反政府勢力との戦闘中に殺害されたのである。

その後、10年間は大統領や首相が殺害されることはなく、小康状態を示している。しかし、その間にチュニジアの左翼野党指導者チョクリ・ベライドやモハメッド・ブラフミ(Tunisian left-wing opposition leader Chokri Belaid and Mohammed Brahmi)といった著名な指導者が命を落としている。女性では、パキスタン初の女性首相であるベナジール・ブット(Benazir Bhutto, the sole female on the list, and first female prime minister of Pakistan)が、ラワルピンディ(Rawalpindi)市での政治集会で銃撃され、自爆テロに遭った。2011年、リビアの独裁者モアマル・カダフィ(Libyan dictator Moammar Gaddafi)は、NATOの支援を受けた反乱軍によって政権が倒された後、捕えられ、殺害された。
コンゴのカビラ大統領(Congo’s President Kabila)とギニアビサウのジョアン・ベルナルド・ビエイラ大統領(Guinea-Bissau's João Bernardo Vieira)は、それぞれ10代のボディガードとなった子ども兵士に、大統領官邸で兵士に、内部の人間によって射殺された。一方、ネパールの国王(Nepal’s King)は実の息子に殺害され、王宮で国王を含む一家9人が虐殺されたが、これは王子の結婚に関する口論が原因だったと伝えられています。

2022-07-10---安倍晋三元総理の射殺をネットで祝福。不謹慎な中国の意見が露見。
2022-07-08---安倍晋三元首相、銃撃の末に死亡を確認。
2022-07-08---安倍晋三元首相。暗殺か？暗殺未遂か？生死は不明。