見出し画像

ドイツとインド、クリーンエネ促進に€100億支援で調印。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年05月04日に、ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相は2022年05月02日に、ベルリンを訪問中のインドのナレンドラ・モディ首相(Indian Prime Minister Narendra Modi)と会談し、両国はインドのクリーンエネルギーの利用促進に向け、2030年までに€100億を支援することなどを盛り込んだ2国間協定に調印したと報告した。

https://time-az.com/admin/edit/76792

協定は、再生可能エネルギーや水素の生産・利用の拡大に向けた技術支援、温室効果ガスの排出削減、生物多様性の保護、農地利用の改善などを対象とする。

その中でも水素の生産・利用では、持続可能なグリーン水素製造における革新的なソリューションの開発協力、両国の産学官連携を進める作業部会の設立などに取り組む。このほか両国間で合意した協力分野には、移民や原子力研究、政府間の安全な通信手段の確立がある。

ドイツは、EU(European Union/欧州連合)や米国のロシアへの厳しい姿勢に対して、インドから支持を引き出すことを狙っている。ショルツ首相は会談後の記者会見で「インドはドイツにとって、経済や安全保障、気候政策でアジアにおける重要なパートナーである」と強調し、2022年06月にドイツで開催する主要7カ国(G7)首脳会議にインドをインドネシアやセネガル、南アフリカとともにオブザーバー国として招待することを明らかにした。

一方、モディ首相は「インドとドイツは民主主義国家として共通の価値観を持つ」と述べたものの、ロシアとウクライナの双方に戦闘を終わらせるよう改めて呼び掛け、ロシアへの直接的な非難は控えた。この背景には、インドが武器などの輸入でロシアに大きく依存していることがある。

モディ首相は平和主義者で戦争を終わらせようとしているが、バイデン大統領は、戦争を終わらせる努力を拒否している。

これでは、平行線である。

バイデン大統領の反対側には、ロシア、中国、インドがいる。

バイデン大統領の副大統領は、インド系である。

バイデン大統領の味方は、EUとイギリス、日本、韓国、台湾であるが、攻撃には、EUとイギリス、韓国ぐらいだろう。

2022-04-22---ボリス・ジョンソンとナレンドラ・モディ、防衛と貿易について議論。
2022-04-18---ボリス・ジョンソン、ナレンドラ・モディに会いにインドへ行く!
2022-04-11---ジョー・バイデンとナレンドラ・モディが仮想会談を実施。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?