アフガニスタンに残っていた日本人1人、自衛隊が退避。

画像1

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年08月24日に、イギリスのボリス・ジョンソン首相(Prime Minister Boris Johnson)が2021年08月22日に、アフガニスタン問題を協議するため、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を24日にオンラインで緊急開催すると発表し、国際社会に対して、さらなる事態悪化を避けるため協力して解決策を見いだすよう呼び掛けていた。

ジョンソン首相はツイッターで「安全な避難を確保し、人道危機を防ぎ、アフガニスタンの人々を支援するためには、国際社会の協力が必要不可欠だ」と強調した。サミットでは主に、各国の国民やアフガニスタン人の避難に関する取り決め、アフガニスタン危機への長期的な取り組みについて協議される見通しであった。

https://time-az.com/main/detail/75077

アフガニスタンの首都カブールの国際空港のカブール国際空港(Kabul Internationall Airport)には国外への避難を求める人々が殺到しており、イギリスは米国に避難日程を延長するよう求めているとされる。

画像2

またジョンソン首相は、米軍のアフガニスタン撤退後は、中国とロシアが現地の重要なプレーヤーとなることを認めているもようだという。

イギリス政府関係者によると、イギリスとフランスは現在、国連安保理でロシアと中国から賛成を得られるような決議案を策定中であった。「統一戦線を組むことが非常に重要だ」と述べ、同案は対テロ活動や人道支援などの問題をカバーする内容になるという。

ただし、ロシアと中国がそれを受け入れるとは聞いていない?

こうした中、米国のバイデン大統領は2021年08月22日に、現在2021年08月31日としているアフガニスタンからの自国民救出の期限を延長する可能性を示唆していた。「延長しなくて良いことを望むが、これまでの進展に疑問を感じる現在進行中の協議がある」と述べたていた。

しかし、事前からの予測通り、カブールの国際空港でテロが発生し、それが延長しないに変わり始めた。

そんな中で、アフガニスタンの現地に残って、事業を営みながら共同通信カブール通信員を務めていたたった57歳の1人の日本人安井浩美を乗せた自衛隊の輸送機がアフガニスタンのカブールからパキスタンのイスラマバードに到着したという報告があった。これ以外にも自衛隊の輸送機が日本に関係するアフガニスタン人の退避を行ったともいう。しかし、日本まで退避したのではな。
ものすごく不自然なニュースである。

毎日新聞によると、日本政府は2021年08月27日に、アフガニスタンからの退避を希望する日本人1人を首都カブールの国際空港で自衛隊機に搭乗させ、隣国パキスタンへ輸送した。

今回の自衛隊機の国外退避任務による初の退避となると伝えている。
現地に派遣していた自衛隊輸送機と政府専用機計4機は、状況の変化に備えて周辺国で待機させる方針だが、2021年08月28日には空港を警備する米軍が撤退作業を本格化させるため、現地大使館やJICA(Japan International Cooperation Agency/国際協力機構)の現地スタッフ、その家族らの退避は困難な模様だという。
政府は、即時退避を希望しなかったごく少数の邦人が現地に残っているとしている。

じゃ何しに行ったのだ!邪魔になっただけだろう。

政府は2021年08月15日にイスラム主義組織タリバンがカブールを陥落させたことを受け、2021年08月17日に、大使館の日本人職員12人を英軍機でUAE(United Arab Emirates/アラブ首長国連邦)に退避させたが、ごく少数の邦人のほか、大使館、JICAの現地スタッフが取り残された。

米軍の撤収期限が月末に迫り、政府は2021年08月23日に自衛隊機の派遣を決定した。

明らかに判断が遅すぎる。

現地スタッフの家族を含めた輸送人数を「最大500人前後」と想定し、C130輸送機2機とC2輸送機、政府専用機各1機を現地に派遣した。

2021-08-27---さらに、世界は止まっていない。
2021-08-27---米国から配信されてくる情報の内容が変わってきた。
2021-08-26---カブール空港での攻撃で少なくとも12人の米軍関係者が死亡。
2021-08-24---米国、欧州首脳の要請応じず、アフガン撤収期限を維持。
2021-08-24---ジョー・バイデン大統領は、これ以上駐留させるつもりはないことを認めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?