ベンジン1リットルで、これほど長く働いています。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として2022年03月16日、特にガソリン価格は、ロシアのウクライナ侵略戦争の最初の2週間で急騰し、現在高水準にある。

過去50年間のどの時期よりも長く働かなければならなくなった。

https://time-az.com/main/detail/76454

これは、ドイツ連邦統計局(Statistisches Bundesamt Deutschland/German Federal Statistics Office)および石油産業協会(Mineralölwirtschaftsverbands)のデータに基づき、Statistaが算出したものである。現在、ガソリンスタンドで1リットルのガソリン代を稼ぐのに6分以上働くことが必要だそうである。

2021年の時点では、これに必要な時間は4分30秒弱しか必要でなかった。

パンデミック1年目は、ガソリン価格の急落で3分半強になったこともあった。

しかし、このグラフから、ガソリンの絶対価格は高くなったが、ガソリンを購入するのに必要な時間は決して同じようには増えていないことがわかる。

これは、1970年代にはまだ€4〜7だった所得水準が、2021年にはすでに€21を超えているという急激な上昇に起因している。ガソリンの価格は、ドイツの消費者心理を表すバロメーターと言われている。ドイツではガソリン価格の高騰が消費者の負担となっており、個人消費に回せるお金が少なくなっています。

製造業の熟練工を例に作業分数を算出した。なお、平均所得に関するより最新のデータは連邦統計局からまだ入手できないため、所得データは2021年第3四半期までしかない。グラフの2022年のガソリン価格は、2022年03月16日のドイツの平均値を表している。背景：月平均価格は現在2022年02月までのものであるが、2022年03月に入りガソリン価格が再び大きく上昇したため、直近の値を基準にし、現在の状況もグラフに反映させた。

働いても、働いても、ガソリンが買えなくなる時代は、もう目の前かもしれない。

つまり、ガソリン車は、超リッチな者の専用車の時代が来る。

そして、ベンジンは、布に染み込ませて、汚れを落とすだけのものになる。

2022-03-11---ドイツのガソリン価格と税金。

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