DeutscheBahn(ドイツ鉄道)、自動運転列車公開。

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ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年10月13日に、ドイツの総合電機大手シーメンス(Siemens)の鉄道部門シーメンス・モビリティー(Siemens Mobilitä/Siemens Mobility)とDB(DeutscheBahn/ドイツ鉄道)は2021年10月11日に、北部ハンブルク(Hamburg)で初の完全自動運転列車を公開したと報告した。

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2021年 12月から都市近郊鉄道Sバーンの一部で運用を始める。
日本には、すでに数年前から実用化されている。

https://time-az.com/main/detail/75377

今回のお披露目は、スマートモビリティーや運輸のデジタル化に関する国際会議「第27回ITS世界会議ハンブルク2021(ITS Weltkongress Hamburg 2021/ITS World Congress Hamburg 2021)」の開幕に合わせたもの。会期中は、ハンブルクSバーンのS21号線の、ベルリナー・トール(Berliner Tor)駅から23kmの区間で試験運転が行われる。

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自動運転列車の導入はDBの鉄道デジタル化計画の一環で、両社とハンブルク市が€6,000万を投資した。完全な自動運転が可能だが、運用時には監督のため運転手も乗車する。

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2021年12月から4編成の定期運行を開始し、2030年までにハンブルクSバーン全体のデジタル化を目指す。

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シーメンスの社長兼最高経営責任者(CEO)ローランド・ブッシュ(Roland Busch, Präsident und CEO von Siemens)は、自社の技術により、顧客の輸送能力を最大30%拡大することが可能だと説明した。さらに、時刻表の正確性を大幅に向上し、30%以上のエネルギーを節約できるとしている。

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2021-10-11---ハンブルクでITS世界会議が開幕。

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