ZEW、ドイツ景気期待指数、10月は改善。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年10月19日に、ZEW(Zentrum für Europäische Wirtschaftsforschung/欧州経済研究センター)は2022年10月18日に、10月のドイツの景気期待指数がマイナス59.2ポイントになったと発表した。前月から2.7ポイント上昇した。現況指数は9月を下回った。
景気期待指数は向こう6カ月間に国内経済が「改善する」と回答した割合から「悪化する」の割合を差し引いて算出する。
今回の調査は2022年10月10～17日に、アナリスト176人に見通しを尋ねた。現況指数はマイナス72.2ポイントと、前月から11.7ポイント下向いた。
ZEWのアヒム・ワンバッハ所長(Universität Mannheim Prof. Achim Wambach PhD, Direktor)は、「全体として経済見通しは再び悪化した」とコメント。向こう6カ月で実質国内総生産(GDP)が減少する可能性が極めて高くなったと警鐘を鳴らしている。
なお、ユーロ圏の2022年10月の景気期待指数はマイナス59.7ポイントと、前月から1ポイント改善。現況指数は11.7ポイント下がり、マイナス70.6ポイントとなった。
http://download.zew.de/10_2022_Tabelle.pdf
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