ディズニーのミニーマウス、ドレスからパンツスーツに衣替え。

BBC News電子版は2022年01月29日に、世界で最も有名なメスネズミの衣装が新しく生まれ変わります。
ミニーマウス(Minnie Mouse)のアイコンであるリボンはそのままに、伝統的な赤い水玉模様のドレスから、スマートなブルーのパンツスーツに近々変更される予定だという。
この新しい衣装は、ディズニーランド・パリ・リゾートの30周年を記念(celebrate 30 years of Disneyland's Paris resort)して、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)がデザインしたもの。
この変更は一時的なものであるにもかかわらず、ネット上ではディズニーファンから様々な反応が寄せられている。
ミニーは2022年03月からディズニー・パリのエンターテイメント・リゾートで青いタキシードをデビューさせ、女性史月間に合わせて着用する予定である。

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「彼女の特徴である水玉を新たに取り入れたことで、ミニーマウスは新しい世代のための進歩のシンボルとなります。」とマッカートニーは述べている。

ウォルト・ディズニー・スタジオ(Walt Disney Studios)は近年、映画の多様性を高めるために、映画を新しい場所に設定し、より幅広い背景を持つキャラクターを起用するなどの動きを見せている。
今度の「白雪姫」では、ラテン系女優のレイチェル・ツェグラー(Rachel Zegler)を主役に起用する予定である。

しかし、ミニーマウスの服装の変化に対するネット上の反応は様々である。
このネズミの服装の一新を歓迎する声がある一方で、古典的なルビーレッドの色やよく知られたドレスからの脱却に絶望する声もある。
米国の保守的なコメンテーター、キャンディス・オーエンズ(Candace Owens)は、Fox Newsのインタビューで、このイメージチェンジはミニーマウスを「より男性的(more masculine)にする試みだ」と批判し、その背後にいる人々は「我々の社会の構造を破壊(destroy fabrics of our society)しようとしている」と非難した。
この後、司会者は、ヒラリー・クリントン元米国国務長官(former US Secretary of State Hillary Clinton)のパンツスーツ好きで有名なことと、この服装を冗談交じりに比較した。
「彼女の事務所に確認し、彼女がパリの変化を認めるかどうかを確認します。」と、司会者は笑った。

一部のファンは、ミニーマウスがズボンを履くのはこれが初めてではないとネット上で指摘した。2019年、このアニメはディズニー・クルーズ・ラインの船上で「ミニー船長」としてデビューし、白いセーラー服のズボンを履いていた。
ミニーマウスは、ウォルト・ディズニーのキャラクターであるミッキーマウスの恋敵として、約100年前に初めて漫画の読者に紹介された。1942年、彼女のフルネームがミネルバ(Minerva)であることが明らかになった。

ハフポスト(Huffpost)の日本語版は2022年01月29日に、ミニーがパンツスーツを着てはダメなの？ディズニーランド・パリが発表した新デザインが話題に
パンツスーツを着たミニーマウスの新デザインを、ディズニーランド・パリが発表。その姿が話題になっていると報告した。

ディスニーランド・パリは2022年01月25日に、「ステラ・マッカートニーがミニーマウス初のパンツスーツをデザインしました。ゴージャスです」とのコメントとともに、パンツスーツ姿のミニーの新デザインを公式Twitterに投稿したと伝えている。

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