イギリスの製薬大手アストラゼネカ、抗体カクテル療法の治験成功。

画像1

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年08月23日に、イギリスの製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)は2021年08月20日に、新型コロナウイルス感染症(COVID19)向けの抗体カクテル療法(AstraZeneca antibody cocktail)「AZD7442」の第3相臨床試験で、発症リスクを77%低減する予防効果が得られたと発表した。

予防効果は最長1年にわたり持続するとしており、ワクチン接種が適さない人々への投与に期待が高まっている。

「AZD7442」は、2種類の抗体を混ぜて投与する療法。

https://time-az.com/main/detail/75044

第3相臨床試験に参加した5,197人のうち、3分の2に同療法を施し、残りの3分の1には偽薬を投与した。

全体のうち、治験開始時点で新型コロナウイルスに感染していなかった5,172人の感染状況を追跡したところ、抗体カクテル療法を施したグループではCOVID19の重症患者や死亡事例が皆無だったのに対し、偽薬を投与されたグループでは3人が重症化し、うち2人が死亡した。

可哀想な選ばれなかった患者。

画像2

「AZD7442」の投与による重大な副反応はなかった。
また、参加者の75%以上は、糖尿病や過度の肥満など重症化リスクを高める基礎疾患があり、中には免疫力抑制疾患の患者や、免疫抑制薬を投与されている患者など、ワクチンの効果が期待できない人も含まれていた。

凄い!

アストラゼネカは2021年06月に、感染者と濃厚接触した人を対象に同療法の治験を実施したが、期待した効果は得られていなかった。同社はその際、抗体カクテルをより早期に投与すれば、効果が得られる可能性があるとしていた。

アストラゼネカは今後、各国当局に「AZD7442」の緊急承認を申請する。
イギリスの経済新聞FT(フィナンシャル・タイムズ/Financial Times)によると、アストラゼネカは米国に70万回分の「AZD7442」を供給する契約を結んでおり、取引額は最大US$7億2,600万に上るとされる。

今まで苦しんできたが、バックには天下のオックスフォードの研究員が待っている。

今回の混合式は、オックスフォードOxford University)で提案された方式で、世界中が注目している。

Anti-Vaxxerも、もう直ぐ注射ではない方法が出てくると、安心することだろう。
例えば、錠剤ももう直ぐ出てくる。

早く、薬は受けれれるときに受けるべきである。
見捨てられて、たらい回しにされ、届けるところが決まらないくらい苦しい時はない。

早く治した方が、治療は容易〜!苦しんでいる人は、ほとんどが手遅れ!!!〜

2021-08-20---アンチウイルス共和党議員サラ・ウォルシュの夫、COVID-19で死去。
2021-08-19---共和党党首、ICUのベッドから反ワクチンの陰謀を投稿し、COVIDで死亡。
2021-07-08---ファイザー社、3回目のワクチン接種の承認を要求。
2021-07-01---異種ワクチンの混合接種でも、高い効果。
2021-06-17---ワクチン訴訟で、アストラゼネカとEU双方勝利宣言。
2021-05-07---イギリスも、アストラゼネカ製の副反応考慮し、40歳未満に別ワクチンを推奨。
2021-05-06---異種ワクチンの混合接種に、新たな可能性。
2021-04-26---ファイザー社のCOVID-19錠剤は、今年後半には完成する可能性がある。
2021-04-07---EMAは、アストラゼネカ社のCOVID-19 ワクチンで、ごく稀な異常な血栓の症例との関連性の可能性を発見。
2021-04-07---香港のワクチンの専門家、アストラゼネカ社に注文の750万本の注射中止を要請。
2021-04-01---ファウチ博士、米国はアストラゼネカ社のワクチンを必要としないかもしれない。
2021-03-31---ドイツ、イギリス製ワクチンに、血栓事例で60歳以上の投与年齢制限。
2021-03-23---米国のNIAID、アストラゼネカのワクチン「治験が不完全」とステートメント。
2021-03-22---アストラゼネカ社、米国のデータでは、すべての年齢層にワクチンが有効。
2021-03-11---アストラゼネカ製ワクチン、北欧など接種中断。
2021-03-03---中国のワクチンは、良くないにもかかわらず、世界の多くで席巻く。
2021-02-08---アストラゼネカのワクチン、南アフリカの変異種にたった約10%の効果。
2021-02-04---アストラゼネカとファイザーのワクチン両方を接種した場合どうなるか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?