Omicron variantと、Beta variantやDelta variantのハイブリッド型が懸念。

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米国の新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2021年12月07日に、アンソニー・ファウチ博士(Dr. Anthony Fauci)は2021年12月07日火曜日に、世界中に広がっているCOVID-19オミクロン変異体(COVID-19 Omicron variant)は、ウイルスのデルタ変異体(Delta variant)よりも重症度が低いことは「ほぼ確実」であると述べたと報告した。

ファイザー社のCEOであるアルバート・ブーラ(Albert Bourla)は、米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)に、「急速に広がるものがあるというのは、良いニュースではないと思います。」「急速に広まるということは、何十億人もの人々に影響を与えるということであり、別の突然変異が起こるかもしれません。私たちはそれを望んでいません。」と述べた。

https://time-az.com/main/detail/75771

しかし、米国を代表する感染症の専門家であるファウチ博士は、ホワイトハウスでのブリーフィングで、オミクロンは「明らかに高い感染力を持つ」ものであり、その対策には『数週間』かかる可能性がある。」と警告した。

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「実際の現場では、文字通り毎日のように急速に証拠が蓄積されており、症例の増加、繁殖数の増加の可能性、特定の状況下でデルタがオミクロンに急速に置き換わることを判断できるようになっています。」
「この病気の正確な重症度を判断するには時期尚早です。我々が得ている兆候は、まだ逸話の形であることを忘れてはなりませんが、今後数週間でより明確な情報が得られることを期待しています。」とファウチ博士は述べている。

また、初期の研究では、以前のバージョンのウイルスに感染した人は、オミクロンに感染しやすいことが示唆されているという。

「南アフリカで行われた研究では、ベータ(Beta)やデルタ(Delta)に感染したことのある人が、ベータやデルタよりもオミクロンに再感染しやすいという結果が出ています。」

ファウチ博士は、さらに予備的な研究を進めることで、早ければ来週半ばにはオミクロンの脅威についての明確な見解が示されるだろうと付け加えた。

一方、ホワイトハウスのコロナウイルス対策コーディネーターであるジェフ・ザイアンス(White House Coronavirus Response Coordinator Jeff Zients)は、2021年12月07日火曜日のブリーフィングで、より多くのアメリカ人がウイルスに対するワクチン接種や追加注射を受けていると述べた。

ザイアンスによると、米国では先週、新たに1250万回の接種が行われ、700万回のブースター接種が行われたとのことである。

Omicron variantは、致命的な世界的パンデミックの最新型で、南アフリカで急増し、現在は米国を含む世界各地に広がっている。

今週初め、ニューヨーク州当局は、同州で少なくとも12人の患者が確認されたと発表した。

医療専門家によると、このvariantは冬に急増すると予想されている。

また、アルバート・ブーラは、Omicron variantが以前の亜種に比べて穏やかに見えることを認めた上で、その広がりの速さに懸念を示した。

ほぼ、すべての人が知っている情報で、以前のバージョンのウイルスに感染した人は、オミクロンに感染しやすいこと、Omicron variantのように拘束に感染が拡大し、ベータやデルタのような致死性が高いハイブリッド型の別の突然変異(Hybridvariant)が起こるかもしれないという懸念が新しいといえる。

Hybridvariantのような懸念が有る限り、Omicron variantが天然のワクチンには適さないということだろう。

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