航空IAG、ボーイング「737MAX」50機発注。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年05月20日に、イギリスの航空大手BA(British Airways/ブリティッシュ・エアウェイズ)とスペインのイベリア航空(Iberia)を運営するヨーロッパの航空大手IAG(International Airlines Group/インターナショナル・エアラインズ・グループ)は2022年05月19日に、米国の航空機大手ボーイング(Boring)のナローボディー機「737MAX」シリーズ50機を発注することで合意したと発表した。2023～27年にかけて納入されると報告した。

https://time-az.com/main/detail/76899

ヨーロッパのAirBusから乗り換えて、ボーイングということは、苦しいボーイングから、どれだけの値引きがあったかということだろう。

CNBCによれば、US$5.25 billionの取引になると報告している。
Yahooは、この注文には、ボーイング社が年末の期限までに認証を取得しようと奮闘している737 MAX 10型機25機が含まれている。

また、737-8200型機25機も含まれており、その総額は50％を超える業界割引前の金額公式定価でUS$62億5000万とされている。

また、100機を追加購入するオプションも付いており、こちらの納入時期は25～28年となる。いずれも株主による承認が必要になる。

IAGの最高経営責任者(CEO)ルイス・ガレゴ(Luis Gallego)は「ボーイング737型機の新規導入は、IAGの短距離路線における重要な機材更新となる」と説明した。グループ内のすべての航空会社で、機材の入れ替え時期に合わせて新型機を導入する方針を示した。

なお、今回の発注は2019年のパリ航空ショーでまとまった契約を正式に発注したもので、当初は200機の購入を予定していたが、規模を大きく縮小した。なお「737MAX」は、2018年と2019年に立て続けに2回の墜落事故を起こしており、IAGとの契約はボーイングにとっては事故後で初の大型受注ということになる。

ただし、航空会社にも、コロナにより、そのようなで余裕はない。

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