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イギリスの石油大手シェル、石油価格高騰が追い風で第2四半期も過去最高益。
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ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年07月29日に、イギリスの石油大手シェルは2022年07月28日に、第2四半期(2022年04~06月)の在庫評価変動の影響と特別損益を除いた純利益がUS$114億7,200万となり、前年同期比2.1倍に拡大したと発表した。ロシアのウクライナ侵攻を背景とした石油・ガス価格の高騰が追い風となり、2四半期連続で過去最高益を記録した。
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https://time-az.com/main/detail/77390
在庫評価変動の影響と特別損益を除いた純利益を事業別に見ると、ガス部門は2.3倍増のUS$37億5,800万。
探査・採掘の上流部門は96%増え、化学製品部門は2.1倍の増益となった。
EV(Electric Vehicle/電気自動車)充電サービスや潤滑油などを手掛けるマーケティング部門は21.4%の減益だった。
再生可能エネルギーソリューション部門の利益はUS$7億2,500万となり、前年同期のUS$1,300万の赤字から黒字を回復した。コーポレート部門の純損失はUS$6億2,600万と、1年前のUS$3億9,900万から赤字が拡大している。
純利益はUS$180億4,000万となり、前年同期比5.3倍に伸びた。
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上流部門の石油・ガスの生産量は日量191万7,000石油換算バレルと13.1%減少し、ガス部門と合わせると10.9%減の289万8,000バレルだった。
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第3四半期については、上流部門の生産量が日量175万~195万石油換算バレル、ガス部門は同89万~94万石油換算バレルになると見込んでいる。また同期までにUS$60億の自社株買いを完了する方針を示した。
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