ドイツの格安スーパーのアルディとリドル、イギリスで売上好調。クリスマス過去最高。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年01月03日に、ドイツの格安スーパー大手アルディ(Aldi)と同業リドル(Lidl)のクリスマス期間のイギリスでの売上高が過去最高を記録した。食品価格の高騰が進む中、消費者がコスト削減を重視したことが示されたことになったと考えられている。
クリスマスイブまでの4週間の売上高は、アルディが前年同期比8%増の£15億。リドルは同12%増え、1994年にイギリスに進出して以来最高となった。
来店者数は両社共に2023年12月22日に過去最多を記録。同日のアルディの来店者数は250万人を超えた。
貧乏でも金持ち感覚。
いかにもブリティッシュと言える。
リドルは、消費者はコストを抑えつつも特別感を求めており、「デラックス」シリーズの売り上げが2023年09月10日~12月24日で前年同期比11%伸びたと指摘した。特にマカロンや、トリュフ風味などのクリスマス限定ポテトチップスが人気だったほか、イギリス産七面鳥など伝統的な食品も好調だった。
イギリスでは物価高騰ペースはいくらか和らいだものの、食品・飲料の価格は高止まりしている。イギリスONS(Office for National Statistics/政府統計局)によると2023年、11月のCPI(Consumer price indices/消費者物価指数)、2015年=100)は131.7ポイントとなり、前年同月比3.9%上昇。食品・非アルコール飲料は9.2%上がった。
イギリスも、少し元気を取り戻してきたようだ。
イギリスのリシ・スナク首相(Rishi Sunak British Prime Minister)もヘトヘトだろう。評判も落ちたことだろう。
私がドイツにいたとき、自宅の近くにアルディができて、よく通った。
日本の業務スーパーに近い。だから笹塚に業務スーパーができた時に行ったら、初代店長から、最初のお客さんと言われた。親会社が神戸物産と聞いて、ドイツの大学に通っていた頃に一緒にいた知人が、神戸物産に就職したと聞いていたので、さらに驚いた。
みんな狭いところで生きていた。
確か、アルディの創業者にもあったことがあった。
https://www.reuters.com/business/retail-consumer/aldi-uk-says-christmas-sales-up-8-over-15-billion-pounds-2024-01-02/
https://www.theguardian.com/business/2024/jan/02/aldi-lidl-christmas-sales-food-price-inflation
https://www.retailgazette.co.uk/blog/2023/10/aldi-vs-lidl/
https://www.bbc.com/news/business-67300940
https://www.shirotori-f.com/research/data/0/95.pdf