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フランスGDP、2021年第4四半期コロナ前水準上回る。0.7%拡大!

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ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年01月31日に、フランスのINSEE(Institut national de la statistique et de l'économie/国立統計経済研究所)は2022年01月28日に、2021年第4四半期(10~12月)のGDP(Gross Domestic Product/国内総生産、速報値)が前期比0.7%増加したと発表した。伸びは第3四半期の3.1%から減速したが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を上回ったと報告した。

https://time-az.com/main/detail/76145

支出項目別に見ると、家計最終消費支出は0.4%伸び、前期の5.6%増から減速。
政府最終消費支出は0.3%増と、こちらも第3四半期の2.7%増から伸びが縮小した。
投資を示す総固定資本形成は0.5%のプラスを確保し、伸びは前期から0.4ポイント加速している。
内需のGDPへの寄与度は0.5ポイントだった。

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輸出は3.2%増え、第3四半期の1.7%増から伸びが拡大。
輸入は3.6%増え、こちらは2.8ポイント加速している。
輸出から輸入を差し引いた純輸出は0.2%減少し、前期の0.2%増からマイナスに転じた。

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2021年通年のGDPは前年比7%増と、20年の8%減からプラスに転じ、過去52年間で最大の伸びとなった。

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EC(European Commission/欧州委員会)は2021年11月に発表した秋季経済見通しの中で、フランスの2022年のGDP成長率が3.8%になると予想。2023年は2.3%になるとの見方を示している。

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2022-01-28---ドイツのGDP、2021年第4四半期は0.7%減。
2020-06-10--ヨーロッパ各国の中銀、軒並みマイナス成長を予測。

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