モディ首相は、1週間で90時間かけて10,800kmを走破する。

2023年2月13日 20:18

インドの新聞「タイムズ・オブ・インディア(Times of India)(電子版)」の姉妹誌経済新聞「エコノミック・タイムズ(The Economic Times/電子版)」は2023年02月12日に、ナレンドラ・モディ首相(Prime Minister Narendra Modi)はウッタル・プラデーシュ州グローバル投資家サミット(Uttar Pradesh Global Investors Summit)のため、ニューデリー(New Delhi)からラクナウ(Lucknow)に移動し、そこから旅程が始まった。

サミット終了後、モディ首相はムンバイ(Mumbai)に移動し、ヴァンデバーラト(Vande Bharat)の2つの列車を走らせたと報告した。

ガンジーの塩の道を思い出す。

ナレンドラ・モディ首相は、今後4日間、アガルタラ(Agartala)やラクナウ(Lucknow)からムンバイ(Mumbai)やベンガルール(Bengaluru)まで、1万キロを超える距離を移動し、10の公的会合で演説する予定である。

首相の旅程は、2023年02月10日のウッタル・プラデーシュ州グローバル投資家サミットから始まり、そのためにニューデリーからラクナウに向かった。サミットの後、モディ首相はムンバイに移動し、2本のヴァデバーラト列車を走らせた。その後、ムンバイでアルジャミーア・トゥス・サイフィヤの新キャンパス(new campus of Aljamea-tus-Saifiyah)を開校し、2700kmを走破して首都に戻る。

インドはでかい！昔ニューデリーから、デカン高原を越え、スリランカに向かった時。真っ赤な褌に、火縄銃。腰に獲物を下げた裸のインド人に出会った。
その時、私は今どこにいるか、一瞬わからなくなった。

2023年02月11日、モディ首相はトリプラ(Tripura)州に行き、アンバサ(Ambassa)とラダキショープル(Radhakishorepur)で2つのパブリック・ミーティングを行い、そこからデリーに戻ってきた。北東部の州内を含めて3,000kmを超える移動となった。

今日、首相はデリーのインディラ・ガンジー・インドア・スタジアム(the Indira Gandhi Indoor Stadium in Delhi)で、マハリシ・ダヤナンド・サラスワティの生誕200年を記念(celebration commemorating the 200th birth anniversary of Maharishi Dayanand Saraswati)する1年間の祭典の開会式に出席している。そこからラジャスタン(Rajasthan)に移動し、いくつかの高速道路プロジェクトの開通式とダウサ(Dausa)での市民集会で演説を行い、その後ベンガルール(Bengalur)へ移動する予定である。この間、1,750kmを走破する予定である。

2023年02月13日には、カルナータカ州(Karnataka)の州都でアエロ・インディア2023(Aero India 2023)の開幕式が行われ、その後、北東部のトリプラ(Tripura)州を訪問し、アガルタラ(Agartala)で市民集会を開催する予定である。その後、首相はデリーに戻り、さらに3,350kmを走破する予定である。

この90時間の間に、首相は10,800kmを移動し、複数のプロジェクトの立ち上げやイベントの開幕式、市民集会での演説などを行うことになる。

全ヨーロッパより広いインドで首相を務めるということは、体力と精神力が求められる。

約4日間で、この移動は、すごい！

ニューデリーからスリランカまでのデカン高原走破では、1週間かかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？