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チャボが愛した「女」

私が知っている人に、「チャポ」と「チャボ」がいる。

一人は、今大きな話題になっている1冊の本の主役で、年下の妻に惚れ込んだ麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」。

もう一人は、私の従兄弟で、女房がヤクザに溺れ、全財産を乗っ取られ、奴隷にされた「チャボ」。

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米国の新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2022年01月20日に、「エル・チャポ」が年下の妻に惚れ込んだ意外な理由について書いた本を紹介している。

https://time-az.com/main/detail/76082

エルチラーダ(Enchiladas)は、常にエル・チャポの心の拠り所である。

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シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)の元リーダーホアキン・グスマン・ロエラ(Joaquín Guzmán Loera)は、1993年に初めて刑務所に送られたとき、刑務所のコックと恋に落ちた。

彼女が母親と同じように作った「エンチラーダス・スイザス(enchiladas suizas)」、つまりトマトソースとクリームがたっぷりかかったシナロア風の料理ととろけたチーズがにじみ出る料理を出してくれたからである。

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そして今、新しい本が明らかにしたのは、64際のエル・チャポが、現在の妻で脚の長い32歳のエマ・コロネル・アイスプロ(Emma Coronel Aispuro)が、彼女の故郷ドゥランゴ(Durango)州で2人がデートしていたときに、彼女自身のエンチラーダのレシピを彼に料理したことで心を奪われたことであった。

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エル・チャポは2006年、彼女の故郷であるラ・アンゴスチュラ(La Angostura)近くのカントリーダンスでコロネル・アイスプロと知り合った。彼女は、彼がシナロア・カルテルのリーダーであり、逃亡犯として恐れられていることを知らなかったと主張している。

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コロネル・アイスプロは、2022年01月25日に発売された書籍「エマともうひとりのナルコの女たち(Emma and the Other Narco Women)」グリハルボ出版(Grijalbo Publishing))のために、メキシコ人ジャーナリストのアナベル・ヘルナンデス(Mexican journalist Anabel Hernandez)に「彼は私に大きな贈り物など買ってくれなかった。」「彼は、彼のやり方で人々を魅了した。普通の人と同じように振る舞った。」と語っている。

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伝統的な田舎の家庭で、彼女はまだ未成年だったが、両親はエル・チャポとデートすることを許し、エル・チャポは彼女を地域のダンスに連れて行ったという。
コロネルはエルナンデスに、「私たちは踊り、話した。ある日、彼女は彼の好きな料理を作ってくれた。」

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「エル・チャポは知り合いの女性の中に母親を探していたのかもしれない」とヘルナンデスは書いている。
「エル・チャポ」はシナロア州の辺境にあるラ・トゥーナ(La Tuna)の貧しい家庭に生まれた。
6人兄弟の長男で、学校は3年生までしか行かなかったが、家族のためにお金を稼ぐことを余儀なくされた。7歳のとき、父親に連れられて小さなマリファナ農園に行き、種を植えるのを手伝わされた。母親は専業主婦で、一家のために料理を作っていた。

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ブルックリン連邦裁判所(Brooklyn federal court)で行われたエル・チャポの裁判では、コロネル・アイスプロがメキシコの厳重警備の刑務所から夫の脱獄を助け、シナロア・カルテルにメッセージを届けるのを手伝ったことが明らかになった。彼女は昨年、ワシントンDCの連邦裁判所(DC federal court)で裁判にかけられ、3年の禁固刑を言い渡された。一方、エル・チャポの93歳になる母マリア・コンセロ・ロエラ・ペレス(El Chapo’s mother, Maria Consuelo Loera Perez)は、コロラド州の最高警備施設で麻薬取引と殺人の罪で終身刑に服している息子を、今も献身的に支え続けている。

2年前にブルックリン・メトロポリタン矯正センター(Brooklyn Metropolitan Correctional Center)に収容されたとき、母親のロエラ・ペレスは米当局から面会の許可を得た。ロエラ・ペレスは、彼の好きな料理を持って行きたいと言っていた。

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「彼はエンチラーダが大好きなんです。」と、彼女は2019年06月に人道的ビザが下りると、メキシコの記者団に語った。

また、彼女はメキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領(Mexican President Andres Manuel Lopez Obrador)が個人的に彼女のミッションに介入してくれたことに感謝した。

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私の従兄弟で、もう一人の「チャボ」は、女房がヤクザに溺れ、全財産を乗っ取られ、奴隷にされ、逃げ出した。

風の便りで北海道にいるらしいと聞いたので、ハドソンの仕事で北海道に行った時、彼が働くとすれば飲み屋かレストランだと感がていたので、多くの店に、私の名刺とメッセージを残したが、音沙汰はなかった。

北海道は広い。

彼の母親が危篤になった時、兄から連絡はあったが、見当がつかなかった。

新しいオンナを見つけて、幸せになっていてほしい。

彼は子供の頃、タクシーの事故に遭遇し、顔に大きな傷を負った。

見た目は、そこらのヤクザより怖いが、性格は真逆である。

彼の別れた女とは、一度だけ会った。
チャボがいなくなって、ヤクザと一緒に今も飲み屋をやっているのかもしれない。

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