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欧州議会は、大型車両の排出削減法案を可決。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年04月12日に、European Parliament(欧州議会/定数705)は2024年04月10日に、EU(European Union/欧州連合)域内で新たに販売される大型車両を対象にした二酸化炭素(CO2)排出削減法案を可決したと報告した。

2040年までに2019年比で90%削減する内容。

ディーゼルエンジンを搭載したトラックやバスを減らし、電動やFC(Fuel Cell/燃料電池)、HF(Hydrogen-Fueled /Hydrogen-Fuel/水素燃料)といったZEV(Zero Emission Vehicle/ゼロエミッション車)への置き換えを促す。
ただし、EU理事会の正式承認を経て発効する。

対象は大型トラックやバスのほか、ごみ収集車、ダンプカー、ミキサー車など。排出量削減は3段階の目標を設定している。2019年比で、30~34年に45%、35~39年に65%それぞれ減らし、最終的に40年に90%削減を達成する。

都市を走る公共バスにはさらに厳しい目標を設定しており、新たに導入する車両を2035年までに全てZEVとする。目標達成に向け、2030年までに排出量を90%削減する内容だ。

日本では、すでにHF(Hydrogen-Fueled /Hydrogen-Fuel/水素燃料)といったZEV(Zero Emission Vehicle/ゼロエミッション車)のテストが頻繁に行われている。
特に笹塚には、世界最大の消防学校やJICA本部があるので、テスト・バスが中野道路と甲州街道を頻繁に走っている。
乗客は、まだ乗せていないようだ。

https://europe.nna.jp/news/show/2646421
https://www.meti.go.jp/press/2023/07/20230711001/20230711001-2.pdf

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