韓国政府、6GのR&D戦略案を発表。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年11月02日に、韓国MSIT(Ministry of Science and ICT/科学技術情報通信省/과학기술정보통신부)は2023年11月01日に、第6世代(6G)移動通信システムのR&D(Reseach&Development/研究開発)推進に向けた戦略案を発表した。

事業費は、2023年08月に予備妥当性審査を通過した4,407億ウォン(約491億円)が投じられる。

同事業は、
◇無線通信
◇モバイルコア
◇6G有線ネットワーク
◇6G標準化
◇6Gシステムの5分野を柱に、6G関連技術やサービス商用化に向けたR&Dを行うもの。通信技術の向上により、UAM(Urban Air Mobility/都市航空交通システム)やVR(Virtual Reality/仮想現実)など関連分野の発展も見込まれる。

同日開催された政府主催のイベント「6Gグローバル2023(6G Global 2023)」には、地場サムスン電子やLG電子のほか、フィンランドの通信機器大手ノキア(nokia)やスウェーデン通信機器大手のエリクソン(Ericsson)などの外国企業、ソウル大学など研究機関が参加した。

■2026年には中間成果発表

今後について同省は、2026年に主要国の通信会社や政府関係者を招待して「プレ6G技術試演」イベントを開催すると説明した。また、28年をめどに大企業と中小企業の協力を通じた研究成果の統合システムの試演も行う計画だ。

MSITのイ・ジョンホ(Lee Jong-ho)長官は、「2013年5月の発足以来、5Gフォーラムは、国際電気通信連合(ITU)の5G構想の確立に貢献し、情報共有や交流のためのイベントを主催したほか、海外の民間機関とのグローバルな協力を主導してきた。」「将来のネットワーク競争力の確保に向け、今こそ官民協力や企業間の協力を加速させるべき時だ。6Gフォーラムが次世代ネットワークのモデル国としての韓国の飛躍のために極めて重要な役割を果たすことを期待している。」と語った。

http://5gvs.org/main.php
https://www.nna.jp/news/2586250
https://www.soumu.go.jp/g-ict/topics/6g/korea/index.html
https://global6gsummit.com
https://spap.jst.go.jp/korea/news/230701/topic_nk_02.html
https://www.msit.go.kr/eng/index.do
https://www.msit.go.kr/eng/contents/cont.do?sCode=eng&mPid=19&mId=20
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