セサミストリートに初のアジア系キャラ「ジヨン」を発表。大坂なおみも出演。

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Forbes JAPANは2021年11月16日に、子供向け教育番組「セサミストリート(Sesame Street)」を制作する非営利団体セサミワークショップ(Sesame Workshop)は2021年11月15日に、「セサミストリート」で初めてのアジア系のマペットである「ジヨン」を発表したと報告した。

https://time-az.com/main/detail/75623

「ジヨン」は、7歳の韓国系アメリカ人のキャラクターで、制作元はこのキャラクターを通じ、パンデミック以降に急増したアジア系米国人に対する差別の問題に人々の目を向けようとしているという。

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「ジヨン」は、2021年11月25日にオンエアされるサンクスギビング(Thanksgiving)の特別番組「See Us Coming Together」でデビューする。この番組には、女子テニス選手の大坂なおみ(Naomi Osaka)やテレビパーソナリティのパドマ・ラクシュミ(Padma Lakshmi)、マーベル映画(Marvel movie)「シャン・チー(Shan Chi)」で主演を務めたシム・リウ(Simu Liu/刘思慕)などの著名人も出演する。

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番組内のエピソードで、「ジヨン」は他の子供から「ゴーホーム(国に帰れ)」と言われたことを明かすという。ジヨンのマペットは、韓国系アメリカ人のキャスリーン・キム(Kathleen Kim)が操る予定だという。

今回の取り組みは、セサミストリートが参加する人種間平等のイニシアチブ「Coming Together」の一環で、今年6月にはCNNとタッグを組んだ特別番組もオンエアされていた。

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セサミストリートは以前から、薬物の乱用やホームレス問題など、さまざまな社会的事柄をテーマにしており、今年3月にはイライジャとウェスという黒人親子のマペットを登場させ、人種についてエルモと話し合わせていた。

FBIのデータによると、2020年に米国で発生した反アジア人のヘイトクライムの件数は、2019年との比較で73%増加していた。

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