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デジタル・ライフのCO₂排出量。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として2022年04月08日に、ドイツ国民一人一人が、直接的エネルギー消費、輸送、生活を通じて、年間約12トンのCO₂換算排出を引き起こしていると報告した。

https://time-az.com/main/detail/76623

私たちのデジタル・ライフスタイルは、これに0.9トン寄与していると推定される。Statistaのグラフィックは、エコロジー研究所(Öko-Institut)による詳細な試算で、私たちの行動による排出量を詳細に数値化したものである。

特にテレビの影響は大きく、その製造と使用により、年間平均350kg以上のCO₂が排出されている。また、データセンターの利用も大きな要因である。

インターネットユーザーである私たちは、常にドイツのデータセンターにアクセスしているため、1人あたり約213kgのCO₂を排出し、CO₂排出量はかなり大きくなっている。

エコロジー研究所によると、生産時に排出されるのは、特に原材料の抽出と加工のためのプロセスの化学物質と、半導体の製造に使われるエネルギーが原因であるとのことである。グラフのデータは、機器の一般的な耐用年数に基づき、年平均で表示したものである。

エコロジー研究所の試算によると、大型薄型テレビの生産に伴うCO2排出量の絶対値は1,000kgにのぼる。

従って、ノートパソコン1台を生産すると、約250kgのCO2が排出されることになる。

使用に伴う温室効果ガスの排出は、主に機器の消費電力に起因する。

これは、それぞれのユーザーの行動によって異なる。

ここでも、エコロジー研究所の想定は、典型的な使用方法での推定値である。同じことが、私たちのデータを保存し、検索できるようにするデータセンターによる消費にも当てはまる。

Rechenzentren[データセンター]:
Backup(Cloud0[バックアップ(クラウド)]
Deutsche Rechenzentren pro Internetnutzer[インターネットユーザー1人当たりのドイツのデータセンター数]
Suchmaschinenanfragen[検索エンジンのクエリ]

Herstellung[製造]:
Fernseher[テレビ]
Laptop[ラップトップ]
Smartphone[スマートフォン]
SprachAssistenten[スマートフォン]

Nuzung[使用]:
Fernseher[テレビ]
Laptop[ラップトップ]
Smartphone[スマートフォン]
SprachAssistenten[スマートフォン]

Network[ネットワーク]:
Videostreaming[ビデオストリーミング]
Social Media[ソーシャルメディア]
Sprachassistenten[言語アシスタント]

私は気にも止めていないが、ドイツ人は理屈っぽい。


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