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ミームコイン、中東における地政学的緊張でビットコインよりも大きく値下がり。

CoinDeskJapanは2024年04月16日に、CoinDeskのオムカー・ゴッドボール(Omkar Godbole)による「Sticky Liquidity in DOGE and SHIB Suggests Meme Tokens Have Staying Power」を翻訳し、「ドージコインと柴犬コインの流動性が高まる──ミームコインが一過性のトレンドではないことを示す」を公開した。

その情報によると、CoinDeskのデータはドージコイン(DOGE)、柴犬コイン(SHIB)、ドッグウィフハット(WIF)、ぺぺコイン(PEPE)、フロキ(FLOKI)、ボンク(BONK)のような主要なミームコインは過去1週間で19%から27%値下がりし、ビットコインよりも大きな損失を記録した。

時価総額でトップのビットコインも、中東における地政学的緊張の高まりが、リスク資産からゴールドのような安全な隠れ家への資金流出に拍車をかけているため、6%下落したと報告した。

その前に、ミームコインの値上がりで騒いでいたが、それ以上に地政学的緊張の高まりんどでの影響が大きいことが明らかになってる。

こうした価格の下落は、当然取引高の減少につながった。

機関投資家向け暗号資産取引所のファルコンX(FalconX)が追跡したデータによると、主要ミームコインの1日平均取引高は3月のUS$58億ドル(約8700億円、1ドル=150円換算)からUS$30億ドル(約4500億円)に減少した。しかし、話題になる前の1月の1日US$5億ドル(約750億円)は大幅に上回っている。

さらに重要なことは、1%マーケットデプス(市場深度:安定した価格で大口注文を約定することがどれだけ容易かを測る流動性の指標)が底堅く推移していると報告した。

ファルコンXによると、時価総額で世界最大のミームコインであるDOGEの1%マーケットデプスは2024年04月12日にUS$1000万ドル(約15億円)となり、ここ1年で最高になった。一方、2番目に大きいミームトークンであるSHIBのマーケットデプスはUS$400万(約6億円)だった。

つまり、DOGEとSHIBの価格をそれぞれ1%動かすには、US$1000万とUS$400万相当の売買注文が必要になるという。1%のマーケットデプスとは、買値と売値の平均から1%以内の買い注文と売り注文の集まり(厚み)を示す。

ファルコンXは、価格と出来高の傾向が短期的には市場が疲弊していることを示しているとしても、市場の厚みはミームコインが一部の予想よりも持続力を持つ可能性があることを示している」と付け加えている。

ただし、ミームコインは、ビットコインよりも大きな波の翻弄され、ちょうど大きな船が問題なく航行できるが、小舟は大揺れになるのと似ているのかもしれない。

どちらが好きかは、投資家の考え方による。

最近話題になったドジャースの大谷翔平の通訳水原一平は、ミームコイン型かもしれない。危険に賭ける。当たれば大きいが、間違えると借金の山。

ギャンブラー はほとんど負ける。カジノに行って買ったことがない。

https://www.coindeskjapan.com/228893/

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Sticky Liquidity in DOGE and SHIB Suggests Meme Tokens Have Staying Power

Omkar Godbole
Omkar Godbole

Omkar Godbole is a Co-Managing Editor on CoinDesk's Markets team based in Mumbai. Omkar previously worked at FXStreet and Mumbai-based brokerage house as FX analyst and holds a masters degree in Finance.

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