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過去最大の下落から、一気に買い戻しで日経平均反発、一時3400円超上昇。

前日に過去最大の下げ幅4451円となったこともあり、買い戻しの動きが出て、上げ幅は、終値ベースで過去最大だった1990年10月2日の2676円55銭を一時、上回った。

米国のニューヨーク市場は、日本市場で起きた株価急落の流れを引き継ぎ、主要指数がそろって下落した。主要企業でつくるダウ工業株平均の終値は、前週末よりUS$1033.99(2.60%)安いUS$3万8703.27と、今年最大の下げ幅を記録。3営業日続落で、下げ幅は計約US$2100に達した。

日経平均は前日までの3営業日で7600円超も値を下げており、43円台だった朝方から2円以上円安が進んだ。6日は取引開始から大幅に反発し、ほぼ全面高となった。

東京外国為替市場で対US$の円相場は円安に振れ、143円台だった朝方から2円以上円安が進んだ。対ドルの円相場が一時US$1=146円台まで下落した。輸出企業を中心に株価を押し上げている。

円相場は7月中旬にUS$1=161円台をつけており、1カ月足らずで20円程度円高に振れるなど値動きが荒くなっている。

米景気の後退懸念と為替相場の急速な円高進行を受け、日本株を売り急ぐ動きが広がり、日経平均は2024年に入ってからの上昇分がすべて帳消しとなった。

先物取引が一時中断される「サーキットブレーカー」も発動されるなど、市場は売り一色となった。

2024年08月06日午前には一時US$1=146円台となり、前日夕と比べ3円ほど円安ドル高が進んだ。米国の長期金利が下げ止まったことで、日米の金利差の縮小が一服するとの見方から円売り・ドル買いが広がった。

一部では、昨日の円高・ドル安進行が急だった反動できょうはスピード調整が入っているが、トレンドとしての円買い・ドル売りはまだ続くと予測している。

この1週間が無茶苦茶で、落ち着きつつあるというべきだろう。

日経新聞は2024年08月06日夕刊で、東京株式市場で日経平均株価が急反発し、前日比の上げ幅は3217円(10%)高の3万4675円で取引を終えた。上昇幅は過去最大となった。

前日の過去最大の下落幅(4451円)から一転したのは、企業業績見合いで昨日の株安は行き過ぎと見る投資家の見直し買いが広がったためだ。ただし、市場は楽観に傾いたわけではないと報告した。

2024年08月05日---日本の株価、1987年の「ブラックマンデー」以来最悪の1日当たりの下落!

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB053XN0V00C24A8000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB056KY0V00C24A8000000/
https://www.xe.com/currencycharts/?from=JPY&to=USD&view=1W
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0613X0W4A800C2000000/
https://nml.mainichi.jp/c/a2uwazz14Qhdk5bI

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