ドイツの社会民主党SPD支持率が上昇傾向。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年08月09日に、ドイツで2021年09月に行われる連邦議会選挙を前に、連立与党に参加する中道左派のSPD(Sozialdemokratische Partei Deutschlands/社会民主)のオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)財務相の支持率上昇が顕著となっていると報告した。
一方、中道右派与党CDU(Christlich Demokratische Union/キリスト教民主同盟)のラシェット党首の支持率は低下傾向にある。
アルミン・ラシェット(Armin Laschet)はドイツのアンゲラ・メルケル首相(Bundeskanzlerin Angela Merkel/Chancellor Angela Merkel)の後任候補として有力視されているが、先に西部を中心に発生した洪水の被災地訪問時に関係者と談笑した姿が撮影され批判を浴びていた。
ドイツでは、笑っただけで、落とされる。
https://time-az.com/main/detail/74959
ニタニタしてんじゃね!〜
でも、ドイツ人には珍しい笑上戸のラシェットが怒られた。
たけし!ニタニタしてんじゃね!〜
ARD(Arbeitsgemeinschaft der öffentlich-rechtlichen Rundfunkanstalten Deutschlands/ドイツ公共放送連盟)が世論調査機関インフラテスト・ディマップ(Infratest dimap)に委託して行われた最新の世論調査で明らかとなった。
インフラテスト・ディマップは2021年08月02~04日にかけて、有権者1,312人を対象に調査を実施し、は2021年08月05日に公開した結果によるとと、次期首相にふさわしい人物として、ショルツの支持率が前回から6ポイント上昇し、35%で首位。
半面、ラシェット氏は8ポイント低下し20%となった。
これを、16%の支持を得たドイツ野党の90年連合・緑の党(Grünen Partei)のアンナレーナ・ベーアボック(Annalena Baerbock)共同党首が追う。
ただ、次期政権にふさわしい政党としては、CDU・CSUは4ポイント低下しながらも35%で首位。SPDは4ポイント上昇して24%、緑の党は3ポイント低下して16%だった。
世論調査会社INSAが公開した先の世論調査では、ラシェットが洪水被災地を訪問した際に談笑していたことについて、国民の57%が否定的に見ていたことが判明しており、同氏の支持率低下に影響しているとされる。
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