中国の劉鶴と米国のイエレンが会談に臨んだ。

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香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2021年06月02日に、マクロ経済の状況や二国間関係の重要性などについて、新華社は中国の劉鶴(Liu He)と米国のイエレン(Janet Yellen)が「率直な」意見交換が行われたとと伝えていると報告した。

米国通商代表部との貿易問題(trade issues with US Trade Representative)に関する初の会談に続くバーチャル会談(Virtual meeting)になる。

コロナウイルス問題により、長く停滞してた。

https://time-az.com/main/detail/74539

中国の経済担当大臣である劉鶴(China’s economic tsar Liu He)は、2021年06月02日水曜日の朝、ジャネット・イエレン米国財務長官(US Treasury Secretary Janet Yellen)と仮想会議を行った。

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劉鶴は、キャサリン・タイ米国通商代表部代表(US Trade Representative Katherine Tai)と貿易問題について初めて話した数日後のことである。
新華社の発表によると、双方は中米の経済関係が「非常に重要(very important)」であるとの認識で一致し、マクロ経済状況(macro economic situation)、二国間および多国間の協力関係などについて、「対等かつ相互尊重の態度で(in an attitude of equality and mutual respect”)」話し合ったと伝えている。
また、懸念される問題についても「率直な」意見交換が行われ、今後もコミュニケーションを続けていくことで合意したと伝えている。

米国財務省は簡単な声明で、イエレンが「力強い経済回復の継続を支援するための米国の計画と、米国の関心事である分野での協力の重要性(support a continued strong economic recovery and the importance of cooperation on areas that are in US interest)」について話し合ったと述べ、同時に懸念される問題について「率直に(frankly)」話し合ったとしている。

イエレンは、劉とのさらなる話し合いを楽しみにしていると述べたとのことである。
国営経済日報傘(the state-run Economic Daily)下のソーシャルメディアアカウントで、北京が中米貿易協議への期待感を管理するために使用している「Taoran Notes」は、最新の話し合いの数時間後に、「一度は沈黙した経済と貿易に関する中米間のコミュニケーションが再開された(communications between China and the US on economy and trade, which once went silent, have resumed)」と述べた。

ただし、注意しないと中国の場合、時々、国外用と国内用では報告内容が違うことがある。

まだ、ジャブの応戦である。

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