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現在ドイツでは、ECカード決済が支障中!

https://www1.wdr.de/mediathek/video/sendungen/planet-wissen-wdr/video-bar-oder-mit-karte--womit-zahlen-wir-in-zukunft-100.html

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のフローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告として2022年05月27日に、2022年05月24日火曜日以降、ドイツの小売業ではECカード決済に支障が出ており、今後も長期化することが予想される。

証明書のエラーが原因で障害が発生しており、手動でソフトウェアを更新して修正する必要があると報告している。

https://time-az.com/main/detail/76951

連邦電子マネーネットワーク事業者協会(Bundesverband der electronic cash-Netzbetreiber)によると、影響を受けるのはベリフォンのH5000モデルのみで、このモデルは多くのスーパーマーケット、ディスカウントストア、レストランで使用されているにもかかわらず、影響を受けているとのことである。

Statistaの世界消費者調査に基づくグラフが示すように、多くのドイツ国民は一時的に現金に切り替えても問題ないはずである。

このように、調査対象者の72%が過去12ヶ月間にレジで現金で支払ったことがあると回答している。

54%がECカードで、29%がクレジットカードで決済した。

Apple PayやGoogle Payなど、カード情報を預けるか、携帯電話料金で決済できるサービスによるモバイル決済は、前年同期比2%増の13%で4位に上昇した。

小売店やレストランでの現金決済については、ドイツはヨーロッパの平均的な水準にある。
ECB(European Central Bank/欧州中央銀行)の調査によると、2019年末の欧州における決済は73%が現金で行われている。

2019年に行われた現金取引は合計1090億件、クレジットカードやECカードは380億件であった。

総取引額で見ると、この2つの決済方法はかなり接近している。現金による取引は1兆7,000億ユーロ、カードによる支払いは1兆6,000億ユーロであった。

これは、高いものをECカードで支払うと、値引きがあるからで、細かいものは、現金になるということだろう。

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