イギリスの航空大手IAG、2021年上半期は£20億の赤字。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年08月02日に、イギリスの航空大BA(British Airways/ブリティッシュ・エアウェイズ)とスペインのイベリア航空(Iberia)をを運営するヨーロッパの航空大手IAG(International Airlines Group/インターナショナル・エアラインズ・グループ)は2021年07月30日に、2021年上半期(01～06月)の営業損失が€20億3,500万となり、前年同期の€40億5,200万から赤字が縮小したと発表したと報告した。

新型コロナウイルス対策として導入されている渡航規制の影響を引き続き受けた続けている。

https://time-az.com/main/detail/74923

売上高は58.2%減の€22億1,200万。うち旅客収入は€11億4,100万と72.3%縮小した。座席キロ当たり収入は42.4%減っている。

乗客輸送実績はRPK(Revenue Passenger Kilometers有償旅客キロ)換算で68.3%落ち込んだ。

搭乗率は49.2%と1年前から24.5ポイント低下。

純損失は€20億4,800万と、前年同期の€38億1,300万から赤字が縮小した。

第2四半期に限ると、営業損失は€9億6,700万と、前年同期の€21億8,200万ユーロから赤字が減少。
乗客数は546万8,000人と前年同期の50万8,000人から大きく伸びた。売上高は€12億4,400万で77%増加している。

IAGは今年について、政府の渡航規制緩和のタイミングと、新型コロナウイルス流行の影響や収束時期が不透明であるとして、見通しを示していない。

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