アリタリア航空の元客室乗務員が抗議のために制服を脱ぎ捨てた。

AP通信は2021年10月20日に、イタリアの航空会社「アリタリア航空(Alitalia)」の元客室乗務員数十人が、2021年10月20日水曜日にローマ中心部で制服を脱ぎ捨て、下着だけを身につけて静かに抗議活動を行ったと報告した。

https://time-az.com/main/detail/75436

数十年の歴史を持つアリタリア航空は、長い間財政難に陥っていたが、2021年10月14日に最後のフライトを行った。

翌日、新しい航空会社ITAがアリタリアの航空機の一部を使用して運航を開始した。ITAはアリタリア航空のブランドを購入したが、アリタリア航空の1万人の従業員のうち、3,000人にも満たない従業員しか受け入れていない。

組合関係者によると、ITAで働くことになった従業員は、かなり低い給与水準で雇われているという。

約50人の元客室乗務員たちは、ローマのカピトリウムの丘(Capitoline Hill)の上にある広場に列をなして立ち、会社のショルダーバッグを石畳に下ろした後、ゆっくりと息を合わせて、オーバーコート、制服の上着、スカートを脱ぎ、ハイヒールを脱いだ。

裸足になり、スリップを履いたまま、数分間の沈黙が続いた。

そして、服と靴を丁寧にまとめ、一緒に「We are Alitalia！」と叫んだ。

労働組合のリーダーたちは、政府に失業手当を5年間も延長するよう迫ってきた。

ローマのカピトリウムの丘(Rome’s Capitoline Hil)の緯度、経度。
41°53'35.7"N 12°28'58.3"E
または、
41.893261, 12.482864