暗号化プラットフォームが強盗に遭い、ハッカーにUS$6億の返還を求める公開書簡を作成.。

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DesignTAXIは2021年08月11日に、DeFi(Decentralized Finance/分散型金融)プラットフォームであるPoly Networkは、ハッカーに盗まれた約US$6億相当の暗号通貨を返還するよう懇願する公開書簡をソーシャルメディアに掲載した。

同プラットフォームによると、盗難されたのは、暗号通貨の中でも特にラップドビットコイン(wrapped bitcoin)とラップドイーサー(wrapped ether)で、これは暗号通貨史上最大の強盗事件だという。

https://time-az.com/main/detail/74979

Twitterで公開された手紙の冒頭には、「Dear Hacker, We are the Poly Network team,」と書かれている。
「あなたがハッキングした金額は、DeFi歴の中でも最大のものです。どの国の法執行機関も、これを大きな経済犯罪とみなし、あなたは追われることになるでしょう。あなたがこれ以上の取引をするのは賢明ではありません。あなたが盗んだお金は、何万人もの暗号コミュニティのメンバー、つまり人々からのものです。私たちと話し合って解決を図るべきです。」

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Mashableによると、Poly Networkは異なるブロックチェーン同士の通信を可能にするもので、今回のハッキングが3つの異なるプラットフォームで行われたのはそのためだという。

Binance Chain、Ethereum、そしてPolygonで起こった。

予想されたことだが、この大規模なハッキングにより、DeFi空間のセキュリティが疑問視されている。

Poly Networkは、予備調査の結果、「脆弱性の原因は、コントラクトセル間にあり、(エクスプロイトは)噂されているようなシングルキーパーによるものではない。」と述べています。

この事件を受けて、暗号通貨の多くのプレイヤーが反応し、盗まれた資金の一部をロックダウンした。同じく暗号通貨であるテザー(Tether)社のCTOは、ハッキングの事実を知った後、約US$3,300万相当のテザーを凍結したと述べている。

Poly Network社は、このハッキングについて、あるいはハッカーが連絡を取ったかどうか、あるいは暗号通貨を返却したかどうかについて、まだ回答していない。ハッキングされたユーザーは二度と自分のコインを見ることができない可能性が高く、今回の強盗事件をきっかけに、DeFi全般に懐疑的な見方が広がっている。

2018年の大暴落もCoinheckへの強盗事件が、きっかけであった。

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