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中国広州市の小鵬匯天、「空飛ぶ車」の操縦方式を公開。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年07月18日に、EV(Electric Vehicle/電気自動車)メーカーの広州小鵬汽車科技(Xpeng Motors/広東省広州市、Xpeng)傘下の広州匯天航空航天科技(小鵬匯天/Xpeng Heitech)は2022年07月14日に、短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」を通じ開発中の「空飛ぶ車」が飛行する動画を公開した。

https://www.youtube.com/watch?v=vAPW0bHpa8E

自動車のハンドルのような操作方式を採用している。

https://time-az.com/main/detail/77311

ニュースサイトのIT之家が伝えた。

陸上走行時は一般的な自動車とほぼ同じでハンドルを使って操作し、飛行時にはハンドルとその右側にある操縦かんを使い、空中で前進、後退、旋回、上昇、停止、下降を行う仕組みという。

小鵬匯天は自動車と航空機の機能を融合した「世界初」の操縦方式だと説明している。

小鵬汽車の何小鵬董事長は「自動車の運転方式を創造的に見直し、飛行システムに応用することで、飛行する際の操作の難度を軽減した。今のところ効果は上々だ」と述べた。

ただ、今回飛行した試作機は「空飛ぶ車」と銘打っているが、1人乗りの有人ドローン(乗員は操縦せずに移動目的で搭乗する小型無人機)に似た外観で、陸上を走行するための車輪は装着していない。

小鵬匯天は2021年06月、2人乗りの有人ドローン「旅航者X2」の初飛行に成功している。

機体重量は560kgで、最大荷重は200kg。電気を動力として、高度1,000m以下を飛行し、連続航続時間は最大35分。将来的に都市部の低空域での飛行に導入することを目指しているという。

2021年09月14日には、2024年に空飛ぶ車の納入を開始すると述べている。

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