タリバン軍。カンダハルで米軍の撤退を祝福した。

CNNは2021年09月01日水曜日に、タリバンは水曜日に、アフガニスタン南部の都市カンダハル(Kandahar)で開催された戦勝記念式典(victory celebrations)で、アメリカ製の装甲車数十台と新たに入手した武器を披露したと報告した。

https://time-az.com/main/detail/75112

ソーシャルメディアに投稿されたビデオの中で、タリバンは、最後の米軍の撤退によってアフガニスタンが過激派グループの支配下に置かれた後、アフガン軍と米軍の両方が残したハードウェアでパレードした。

軍事パレードでは、戦闘員たちがハンビーや装甲SUVからタリバンの白い旗を振っており、多くの車両がほぼ完璧な状態で登場していた。タリバンは、最近押収されたブラックホークヘリコプター(Black Hawk helicopter)が、タリバンの白い旗を掲げて道路沿いの武装集団の前を飛行するという航空ショーも行った。

このパレードは、米国が残した機材が散乱しているカブール空港の放棄された格納庫を過激派が通過する様子を撮影したビデオの翌日に行われた。

ある映像では、米国風の制服を着て米国製の武器を持った武装勢力が、格納庫内に駐機しているCH-46シーナイト・ヘリコプター(CH-46 Sea Knight helicopter)を調べている。

また、かつてアフガン空軍(Afghan Air Force.)が所有していた飛行機やヘリコプターのコックピットに座って写真を撮っているタリバン戦闘員の姿も見られた。

しかし、米国防総省のジョン・カービー報道官(Pentagon press secretary John Kirby)は2021年08月31日火曜日に、CNNに対し、放置された航空機を調べるタリバン戦闘員の「これらの画像を過度に心配することはない」と述べた。

「彼らは好きなだけ調べることができる」とカービーは言った。「見たり、歩き回ったりすることはできるが、しかし、飛ばすことはできないし、操作することもできない。」
さらに、米軍は「空港にあるすべての機材(すべての航空機、すべての地上車両)を使用不能にした」と述べ、一部の消防車とフォークリフトだけが使用可能な状態になっていると付け加えた。
カブール空港再開のための努力は、カタールの技術専門家チームがアフガニスタンの首都に到着した水曜日に再開されたと、状況を知る関係者がCNNに語った。

タリバンの支持者が集まり、タリバンのカンダハール州知事の話を聞く。
関係者によると、技術チームはタリバンの要請を受けてカタールのジェット機でカブールに渡り、まだ最終的な合意には至っていないものの、"セキュリティとオペレーションのレベルではまだ協議が続いている "とのこと。
"目的は、人道支援と移動の自由のために、安全でセキュアな方法でカブールを発着する便を再開することである。"
アフガニスタンは海外からの援助に大きく依存しており、WHO(World Health Organization/世界保健機関)やUNICEF(United Nations Children's Fund/ユニセフ/国際連合児童基金)は、大規模な避難作戦の中で、重要な食料や医療品を空港に運ぶのにすでに苦労している。
ユニセフによると、アフガニスタンは、ここ数週間の政治的混乱の前から、世界で3番目に大きな人道的関心事となっており、1800万人以上の人々が支援を必要としている。しかし、現在、カブールには民間航空機の着陸が許可されておらず、援助を届けるのは困難である。
また、民間航空機の再開は、国外への脱出を希望しながらも軍の避難機に乗れなかった人々にとっても重要である。
米中央軍のフランク・マッケンジー元帥(US Central Command Gen. Frank McKenzie_は、2021年08月14日以降、米軍と連合軍の航空機によって12万3,000人以上が避難したと発表しました。

タリバンは、今回はより穏健な統治を行うことを約束し、2021年08月31日以降も外国人や適切な書類を持ったアフガニスタン人の出国を認めるとしている。
しかし、多くのアフガニスタン人は彼らの主張に懐疑的であり、タリバンが国を運営する能力には大きな疑問符がついている。
2021年08月31日火曜日に、カブール空港の滑走路に立ったタリバンのスポークスマン、ザビフラ・ムジャヒド(Taliban spokesman Zabihullah Mujahid)は、小さな観衆に向かって次のように語った。

「この勝利は我々全員のものだ」
彼は、迷彩服にデザートブーツを履いたタリバンの特殊部隊Badri 313旅団の重装備の戦闘員と一緒にいた。
ムジャヒドは、並んでいたタリバンの戦闘員たち、そしてまさに「国民全員」を祝福した。
最大の問題は、どのように、誰がアフガニスタン国家を運営できるかである。

皆目、見当がついていない。

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