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EU諸国は、これだけのプラスチック廃棄物を排出している。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として2022年06月08日に、スロベニアは、EUの中で一人当たり最も多くのプラスチック廃棄物を排出している。

これは、Eurostatの最新データに基づくStatistaの計算で示されている。

https://time-az.com/admin/edit/77036

ドイツは一人当たり9.2kgで第11位である。
イタリア、ブルガリア、スペイン、ルーマニアは特にプラスチック廃棄物の排出が少ない。
オランダは、ロッテルダム港を中心とした海上輸送の重要な中継地である。ここから、プラスチックごみは船で他国に排出されることが多い。

連邦統計局のデータに基づくStatistaのグラフィックは、ドイツのプラスチック廃棄物排出の行き先を示している。
一人当たりの排出量では中位に位置するドイツでも、絶対量では、2021年にドイツが約76万6000トンと最も多くのプラスチックごみを排出している。

しかし、10年間の比較では、プラスチック廃棄物の排出はほぼ半減しており、2011年でも148万トンが排出されている。
特に一般家庭からは多くのプラスチックごみが排出されている。

特に、廃棄されるパッケージやプラスチック製品から発生する。
これらは、黄色いゴミ箱、黄色い袋、またはリサイクルボックスに集められ、その後分別され、ほとんどがリサイクルされる。

買い物でプラスチック包装のゴミを少なくする方法はいくつもある。その一つが、使い捨てのプラスチック製販売包装や不要な食品包装を完全になくすことをビジョンとする、いわゆる「包装しない店(Unverpackt-Läden)」での買い物である。

これなら、かっこよく、ニトリでも始められる。

ガラスの入れ物も売れる。

今ドイツで常識化され始めた。

EUの常識になる。

ドイツにはこのようなお店がいくつもある。ドイツの「包装しない店協会(Verbands der Unverpackt-Läden in Deutschland)」のホームページで概要を見ることができる。
世界の海のプラスチック量や自然界・動物・人間のマイクロプラスチックを背景に、プラスチック廃棄物の取り扱いが国際社会でますます占有されています。河川を経由して世界の海に流入するプラスチックゴミのほとんどは、アジア諸国の河川から排出されている。しかし、毎年何千kgものプラスチックが、ドイツの川を経由して北海やバルト海に流れ出ている。これは、The Ocean Cleanupという団体による最新の推計に基づくStatistaのグラフィックで示されている。プラスチックの多くは、エルベ川(Elbe)を経由して北海(Nordsee)に流入する。

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