Facebookの内部告発「60 Minutes」で、公益よりも利益を優先していたと語る。

米国のCNNは2021年10月04日に、日曜日の夜に放送された「60 Minutes(60ミニッツ)」で、Facebookの内部告発者であるフランシス・ハウゲン(Frances Haugen)の名前が明らかになったと報告した。

この37歳の元Facebook product manager(フェイスブック・プロダクト・マネージャー)は、Facebookが自社のプラットフォームが憎悪や暴力、誤った情報の拡散に使われていることを知っており、その証拠を隠そうとしていたことを文書が示していると言った。

「Facebookで何度も目にしたのは、一般市民にとっての利益とFacebookにとっての利益との間に利害の対立があり、Facebookは何度も、より多くのお金を稼ぐような自分たちの利益のために最適化することを選んだということです。」とハウゲンは「60 Minutes」で語った。

https://time-az.com/main/detail/75311

「60 Minutes」のスコット・ペリー(Scott Pelly)特派員は、Facebookのある内部文書を引用して次のように述べている。「Facebookやアプリ群におけるヘイトスピーチ、分断的な政治的発言、誤報が世界中の社会に影響を与えているという証拠が、さまざまな情報源から得られています。」

約1ヵ月前、ハウゲンは、同社がその欠点に関する調査を投資家や一般市民から隠しているとして、少なくとも8件の苦情をSEC(Securities and Exchange Commission/米国証券取引委員会)に提出した。
また、彼女はその文書を米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)と共有した。WSJは、誤報の悪影響やInstagramによる特に若い女の子への被害など、Facebookが自社アプリの問題点を認識していたことを示す複数の調査結果を掲載した。
GOOGL(グーグル/Google)やPINS(ピンタレスト/Pinterest)など他のテック大手で働いた後、2019年にFacebookに入社したハウゲンは、火曜日に上院の「消費者保護・製品安全・データセキュリティ小委員会(Senate Subcommittee on Consumer Protection, Product Safety, and Data Security)」で証言する予定である。

これを全て立証するには、時間を必要とすることだろう。
その時間が、すべてをうやむやにすることだろう。

Facebookは、マルチメディア・インターネット時代に起こった、プライバシー問題、さらに仮想通貨Libra問題。さらに、今回の問題と言い、Facebookの発想には、多くの問題を内包してるようだ。

https://jiten.com/dicmi/docs/f/28552s.htm

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