イギリスの元首相テリーザ・メイ、議員引退を発表。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年03月11日に、イギリスの元首相テリーザ・メイ(Former British Prime Minister Theresa May)は2024年03月08日に、今年後半に予定される次期総選挙に出馬せず、今期限りで議員を引退すると発表した。

今後は慈善活動に注力すると述べている。

テリーザ・メイは、2016年にキャメロン(David Cameron)首相(当時)の後を継ぎ、イギリスで鉄の女と言われたマーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)についで、イギリス史上2人目の女性首相として就任したが、EU(European Union/欧州連合)離脱(ブレグジット/Brexit)の行き詰まりを打破できず、2019年に引責辞任していた。

テリーザ・メイは声明で、「熟慮を重ねた結果、有権者にとって価値のある議員としての仕事をこれ以上できないと自覚した。」と引退理由を説明した。

日本には、有権者にとって価値のある議員としての仕事ができなくても、へばりついているヒル(leech)のように血を吸いたがる議員がいる。

今後は、現代奴隷や人身売買対策などの活動に注力する方針だ。

メイは2016年07月に首相就任後、それまで前例のないEU離脱の実現を託された。しかし、2019年03月末の期限までに離脱を実現できず。その後もブレグジット方針をまとめきれず、2019年07月に辞任していた。

https://europe.nna.jp/news/show/2634066
https://www.theguardian.com/politics/2024/mar/08/theresa-may-to-step-down-as-mp-at-next-general-election