エア・インディア、エアバス機購入のため日本の三井住友銀行からUS$1億2000万借入。
インドの新聞「タイムズ・オブ・インディア(Times of India)(電子版)」の姉妹誌経済新聞「エコノミック・タイムズ(The Economic Times/電子版)」は2023年12月20日に、タタグループ(Tata Group)傘下のエア・インディア(Air India)は、ワイドボディのエアバスA350-900型機の購入のために日本の金融業者SMBC(三井住友銀行)からUS$1億2000万の融資を獲得した。SMBCのシンガポール支店を通じて促進されたこの融資は、エア・インディアのGIFTシティに本社を置く部門AIフリート・サービス(AI Fleet Services)が借り手となる担保付債務枠であると報告した。
公式発表によると、この取引はエア・インディアによるエアバスからのA350-900型機購入の資金の一部となり、2023年10月に引き渡されたと伝えている。
この購入はタタス航空がボーイング(Boeing)とエアバス(Airbus)から合計470機の航空機を購入するという大規模な発表の一環であり、AIも資本に貢献した。
一部の報道によると、エアバスA350-900型機の価格はUS$3億を超えるという。
話題性でニュースになっているが、US$1億2000万では1機の半分にも満たない。
「SMBCグループは、この取引を通じてタタ・グループとの長年築いてきた関係を拡大できることをうれしく思っています」と、金融業者SMBCのインド担当カントリー責任者は述べた。
金融業者SMBCのインド担当カントリー責任者は、これは同行にとって航空機ファイナンス・リースとしては初めての取引であるとも付け加えた。
エア・インディアの最高商業・変革責任者であるニプン・アガルワル(Nipun Aggarwal, Air India's chief commercial and transformation officer)は、この航空機は今年初めに発表された同社の大型航空機発注の最初の納入機の一つであると述べた。
「この取引は、インド初のIFSC(International Financial Services Centre/国際金融サービスセンター)であるギフトシティを通じた当社の航空機融資事業の拡大における大きな一歩でもある」とアガルワルは付け加えた。
SMBCの声明によると、インドは世界第5位の航空市場であり、この分野は旅行意欲のある大規模かつ成長中の中間層の出現などの追い風を受けて今後も大幅な成長が見込まれるとしている。
https://economictimes.indiatimes.com/industry/banking/finance/banking/smbc-provides-120-million-loan-to-air-india-for-a350-900-aircraft-purchase/articleshow/106147296.cms
https://www.etnownews.com/news/this-airline-company-borrows-hefty-amount-from-japans-smbc-to-buy-airbus-plane-details-inside-article-106151942
https://www.business-standard.com/companies/news/japan-s-smbc-lends-120-mn-to-air-india-to-buy-a350-900-aircraft-123122000339_1.html
https://www.thehindu.com/business/Industry/air-india-borrows-120-from-japan-to-buy-airplane/article67657157.ece
https://www.businesstoday.in/latest/corporate/story/tata-owned-air-india-gets-120-million-loan-from-japans-smbc-to-buy-airbus-plane-410172-2023-12-20
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