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ドイツはヨーロッパ最大のバイオ燃料生産国。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のレネ・ボックシュ(René Bocksch)の報告として2022年05月19日に、ドイツでは2021年に約65,000バレルの石油に相当するバイオ燃料が生産されたと報告した。

BPの統計によると、ドイツはヨーロッパ最大のバイオマス由来燃料の生産国となっている。

https://time-az.com/main/detail/76937

フランスは約4万3,000バレルの生産量で、約34%少なく、2位につけている。
全体として、ヨーロッパのバイオ燃料生産量は過去10年間に年率約5.6%で増加し、2020年には世界の生産量の17.6%を占める。

しかし、2019年と比較すると、ほとんどの国で燃料生産量が減少しており、中でもスペインは約19%と最大の減少率を記録している。

一方、イタリア、ポーランド、オーストリアは生産を増やすことができた。
ドイツはバイオ燃料の最大の生産国であるが、ドイツ人はバイオ燃料を好まない。ADAC(Allgemeiner Deutscher Automobil-Club e. V.,/ドイツ自動車連盟)の調査によると、多くのドライバーは、バイオエタノール(Bio-Ethanol)を濃縮した燃料「E10」の安全性と技術的適合性にまだ懸念を抱いている。また、バイオガソリン(Bio-Benzin)は、「E10」が排出する二酸化炭素をある程度相殺できるものの、エタノールの生産のためだけに穀物やトウモロコシなどを栽培し、重要な食糧耕作地が失われるため、有益どころか環境に有害であるという批判もある。


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