カナリア諸島沖で200人を乗せたセネガルからの移民船が行方不明
BBC電子版は2023年07月10日に、スペインの救助隊は、1週間以上前に行方不明になった少なくとも200人のアフリカ人移民を乗せたボートをカナリア諸島沖(Canary Islands)で捜索している。
援助団体『Walking Borders』によると、漁船はテネリフェ島(Tenerife)からおよそ1700km(1057マイル)離れたセネガル南部の海岸沿いの町カフォウンティン(Kafountine)から出航したという。
スペインのエフェ通信(Efe news agency)によれば、同グループによれば、多くの子供たちが乗船しているという。
さらに数十人を乗せた同様のボート2隻も行方不明だという。
スペインの海難救助隊は、飛行機が捜索に加わったとEfeに伝えた。
200人を乗せたボートは2023年06月27日にカナリア諸島に向かうためカフォウンティンを出発した。
他の2隻のボートについての詳細はほとんど不明だが、ロイター通信はWalking Bordersのヘレナ・マレノ(Helena Maleno)の話を引用し、1隻には約65人、もう1隻には60人が乗っていると伝えた。これで3隻のボートの行方不明者は合計300人以上になる。
このニュースは、ギリシャ沖で過密状態のトロール船が沈没し、ヨーロッパが地中海の移民船沈没事故で最悪の事態に見舞われた数週間後に発表された。
少なくとも78人の溺死が確認されたが、UN(United Nations/国連)は500人が行方不明になっていると報告している。
新たなデータにより、ギリシャの船事故に関する説明に疑問が投げかけられる。
我々を救う代わりに彼らはボートを沈めた。
西アフリカからカナリア諸島への航海は、移民にとって最も危険な航路のひとつである。
少なくとも、彼らは通常、大西洋の強力な潮流に簡単に翻弄される簡素な掘っ立て小屋の漁船で航海するからである。
国連のIOM(International Organisation for Migration/国際移住機関)によれば、昨年は少なくとも559人がスペインの島々を目指そうとして海で死亡した。2021年の死者数は1,126人だった。
IOMはスペイン内務省の発表を引用し、2022年には15,682人がカナリア諸島に不法入国し、2021年に比べ30％減少したと述べている。
「前年比で減少しているにもかかわらず、2020年以降、この危険なルートを通る流れは、例年に比べて依然として高い」とIOMは述べている。
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2014年07月17日---1976年にエボラ熱を発見したウィルス探偵医師団。
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https://www.bbc.com/news/world-europe-66150788
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https://www.bbc.com/news/world-65985001
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https://www.bbc.com/news/world-europe-63791372
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