フランスのルノー。中国の吉利とハイブリッド車で提携。

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ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年08月10日に、私が大好きなフランスの自動車大手ルノー(Renault)は2021年08月09日に、急速に拡大する中国のエコカー市場に食い込む狙いで、中国の自動車大手浙江吉利控股集団(浙江吉利控股集团/Zhejiang Geely Group Holding Co., Ltd)と中国および韓国でのHV(Hybrid Vehicle/ハイブリッド車)の製造・販売で提携する覚書を結んだと発表した。

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両社は中国で合弁会社を新設し、ルノー・ブランドのHVを製造・販売する。

https://time-az.com/main/detail/74964

ロイター通信によると、技術や部品、生産施設は淅江吉利が提供し、ルノーは販売・マーケティングに注力する。

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また韓国では吉利のブランド「LYNK&CO(領克)」のブラットフォームを用いたHVを合弁で生産する計画。今後、他のアジア市場を対象に新たな提携も検討する。

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淅江吉利は、中国の民間自動車会社としては販売台数で首位。スウェーデンの同業ボルボ・カー(Volvo Cars)の親会社で、ドイツの同業ダイムラーの少数株も保有する。イギリスの経済新聞FT(フィナンシャル・タイムズ/Financial Times)によると、淅江吉利は米国のEV大手テスラ(Tesla)に対抗するため、インターネット検索エンジン大手の百度(Baidu)などの提携先にEVアーキテクチャーを公開している。

EVに関しては、いずれ中国がテスラに勝つだろう。

トヨタは、早々とEVは捨てている。

ただし、中国が主導になると、中国以外で、EV全体が一気に衰退する可能性がある。

2021-04-21---上海モーターショー、中国IT大手急進!車両ハイテク化加速。

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