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米国のバイデン大統領と中国の習国家主席との直接対談思惑通りに行かなかった。

毎日新聞は2022年03月19日に、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、米中のトップが2022年03月18日に、オンライン形式で会談し、ロシアの孤立化を図る米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)と、友好国ロシアへの配慮を隠さない中国の習近平(习近平/Xi Jinping)国家主席の思惑はすれ違ったままでおわったと報告した。

首脳会談終了後、サキ米大統領報道官(Jen Psaki, spokesperson for the US President)は記者会見で,「歴史書にどう記されるのか。中国は自分たちで判断しなければならない」と強調した。

しかし、最初から、バイデン大統領が期待するような結果は得られないと言うことだろう。

ジョー・バイデンは習近平と2時間近く会談し、米国は中国がロシアのウクライナ戦争を支持しないように努めた。

https://time-az.com/main/detail/76474

ホワイトハウスの説明によると、米大統領は「中国がロシアに物質的支援を行い、ウクライナの都市や市民に対して残忍な攻撃を行った場合の影響と結果について」説明したという。

ある高官は、「中国と米国の関係だけでなく、より広い世界にとって」影響があると述べたが、バイデン大統領がロシアを例として起こったことを指摘する以外、制裁の可能性について具体的に踏み込んだかどうかについては、詳細を述べなかった。

「大統領は、ウクライナにおけるロシアの残虐な侵略行為に対して、世界中の政府だけでなく、民間企業も含めた統一的な対応を、実に詳細に説明した」と同高官は述べた。「大統領は、この時期にロシアを支援するために歩み寄る人々には、おそらく結果が出るだろうと明言した。」

バイデンは、プーチンに攻撃を終わらせるよう説得するために、習近平に直接的な要請はしていない。

また、一方で、フランスのエマニュエル・マクロン大統領(France’s president, Emmanuel Macron)とドイツのオラフ・ショルツ首相(Germany’s chancellor, Olaf Scholz)は、金曜日の午前中にプーチン(Putin)と1時間の会談を行った。

ショルツの事務所によると、ドイツの指導者は「(プーチン氏に)できるだけ早く停戦を導入し、人道的状況を改善し、紛争の外交的解決策の模索を進展させるよう圧力をかけた」という。

報道官は、何らかの進展があったかどうかについての詳細は明らかにせず、会話は戦争とそれを止めるための試みに焦点を当てたものだったと付け加えた。

ベルリンからの声明に先立ち発表されたクレムリンの対談では、「厳しいがビジネスライク」と表現され、プーチンはウクライナ軍による戦争犯罪に不満を漏らし、東部の都市ドネツク(Donetsk )とマキウフカ(Makiivka)で起きた攻撃で「多数の死者」が出ていると述べた。

クレムリンに言及したロシア通信社の報道によると、プーチンは「これらの戦争犯罪は西側によって無視されている」と述べた。プーチンはショルツに、ロシア軍は「民間人の犠牲を避けるためにあらゆることをしている」と語ったという。

プーチン大統領とマクロン大統領の電話会談についてクレムリンは、ロシア大統領がウクライナとの和平交渉に対するクレムリンのアプローチについて話したと発表したが、詳細は明らかにしなかった。エリゼ宮は、マクロン大統領が、絶え間ない砲撃を受けているマリウポルについて「極めて懸念している」と述べたと発表した。クレムリン版によると、プーチンは、ロシア軍は民間人の犠牲を避けるために可能な限りのことをしているとの主張を繰り返した。



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