見出し画像

防犯の強い味方?「フクロウ型ドアスコープカバー」

※本記事はファブラボ太宰府HPに投稿していた記事です。
make . news 2023.6.08


ファブラボ太宰府スタッフの松本です。
アパートやマンションのドアでよく見る、あのレンズのようなもの。

本来は室内から来客者を確認するためのものなのですが、実は特殊な方法を使えば外からでも中が見えてしまうのをご存じでしょうか・・・。
普段は外から見えなくしつつ、来客があったときには外を確認できる。そんな機能を目指して制作していきます。

まずはillustratorでカット用のデータを作成します。
実際にカットしたものがこちらです。 このパーツたちを接着剤でくっつけていくと・・・
可愛いフクロウができました。
玄関の飾りとしても良い感じなのですが、顔の部分を回すと・・・。
なんと中からドアスコープが見えるんです。フクロウの首を傾ける動きから着想を得ました。
これで普段は室内を隠しつつ、自分が見たいときだけ外を見られるようになります。
ちなみに、色を塗ったらより可愛くなりました。
玄関が少し明るくなった気がして良いですね。
仕組みとしては、フクロウのおでこの部部に丸い棒を挿していて、それを軸に回転するといったものです。 顔の下には丸い穴が開いていてこの穴からドアスコープが見えるようになっています。

このように、思いついたアイデアをすぐに形にできるのがレーザーカッターの面白いところですね。
他の動物をモチーフにしても作れると思うので、たくさんバリエーションを増やしていきたいです。