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Googleフォトと二郎

SmartHRセールスの前田です。

この記事は私が働いている会社でにわかに始まった #同好会_ラーメン二郎 のメンバーによるアドベントカレンダー11日目です。

今回もタイトルのテーマでポエムを綴ります。

SmartHRの「ほぼ1キロ圏内食堂」制度

SmartHRには「ほぼ1キロ圏内食堂」という制度があります。簡単に説明すると、六本木一丁目のオフィスからほぼ1キロ圏内のお店で会社の人4名以上(現在はコロナ配慮できっかり4名)でご飯を食べる時は、最大1,500円/名まで会社がご飯代を負担してくれるという制度です。飯代がほぼタダになるという餌につられて積極的に活用されており、お昼時になるとSlackのランチチャンネルで一緒にご飯に行く人を募って、集まったメンバーで一緒にご飯を食べます。

これがうまくできた仕組みで、普段仕事でなかなか関わることがないメンバーと話したり、仲良くなるきっかけになるのです。コロナに伴うリモートワーク浸透後に入社した私は、社内で顔を合わせて話す機会がそもそも少ないので、この制度のおかげでとても助かっています。

二郎同好会員の写真フォルダ

そんな制度を使って今週ランチに集まったメンバーが、たまたま全員二郎同好会員でした。図ったわけではなく本当に偶然だったのですが、そんな4人が集まったので自然と話題は二郎に。そこでメンバーの@Pojima さんがおもむろに自身のスマホの二郎フォルダを見せてくれました。

二郎の写真で埋まったフォルダは俯瞰すると結構気持ち悪かったのですが、同時にジロリアンのマウンティング欲をくすぐるものでした。そんな訳で私も、これまでスマホで撮った二郎系ラーメン(インスパイア含む)の写真をピックアップしてみることにしました。

Googleフォトの限界

ぼんやりスマホを眺めながら、膨大なデータの中から二郎の写真を抽出する方法を考えました。スマホには全部で7,851件の画像・動画データがあり、2015年から使い始めたGoogleフォトに格納しているデータも合わせればおそらく数万。スクロールして1件ずつピックアップするのは骨が折れます。

私がまず試したのは、Googleフォトの検索ワードに“ラーメン二郎”と打ち込むことでした。すると、ラーメン二郎の写真と二郎の看板、“二郎”の文字が含まれるスクショ画像が19件抽出されました。すごいなGoogleの画像認識技術。ただその件数から、全ての二郎画像をピックアップできていないのは明らかでした。“二郎”で検索しても結果は変わらず。

続いて検索ワードに打ち込んだのは“ラーメン”でした。しかしこれもダメ。私は二郎以外の一般的なラーメンも日常的に食べており、ノイズが大量に入ってきます。そのこと以上に致命的だったのは、直近2週間で2回食べたはずの目黒店の二郎写真が2枚とも抽出されていなかったこと。この検証から、Googleフォトはメグジをラーメンと認識しないことが分かりました。ちなみに荻窪店は問題なくラーメン判定されました。恐らくメグジの盛りが汚いせいでしょう。

メグジの写真

「食べ物」というビッグワード

「麺」「丼」「どんぶり」など思いつく限り試しましたが、全て抜け漏れがあってイマイチ。最終的に私が辿り着いたのは、「食べ物」というビッグワードでした。ラーメン以外の様々なノイズを含む2015年から現在までの大量の写真データを、目の疲れ吐き気に苦しみ、小休止を挟みながら全てスクロールしてアルバムに移すのに、計2時間を要しました。以下がその成果物です。

Googleに願うこと

最終的にアルバムに移した写真は80枚でした。「まぁこんなもんか」という気もしますが、感覚的にはもっと食べているような気もします。写真を撮り忘れたことも一度や二度ではないので、恐らくこの6年で100杯くらい食べてきたのでしょう。

ひとつだけ気掛かりなのは、「“食べ物”というビッグワードに漏れた二郎があるのでは」ということ。検証したい気持ちは山々ですが、既に気持ちが折れたので答えは永遠に闇の中です。

世間からは豚の餌と揶揄される二郎ですが、二郎を愛する者としては、せめて食べ物としては認識されていてほしいと願ってやみません。

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