《夜半の雪の唄》

夜半の静寂(しじま)を雪が舞う
「御」が付き
「御雪」とでも呼ぼうか

闇を彩る白き気球
僕の疲れと夢を乗せて
どこまでも
いつまでも飛んでゆけ

重力を嘲笑い
捕らえようとする者をいなし
黒と白の間の世界へ
僕らを誘う

軽やかさによりて
未来を明るく染め上げるキミよ

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