4種類のGasless Signatures
NFTを購入している人はウォレット承認を求められるのは日常茶飯事だと思いますが、その内容はどれも似たりよったりに見えて実は少しずつ違います。ガス代を伴わないと心理的に慎重さが薄れてしまう事があると思いますが、4つのパターンを挙げるのでこの際、基本を理解しておくといいかもしれません。
①Identity Proof
マーケットプレイへの接続等で出てくるタイプで安全です。読んだ人もいると思いますが、メッセージに"This request will not trigger a blockchain transaction or cost any gas fees"と書かれています。
②Hex Message
Messageにただ単にアドレスが乗っているのみですね。危険です。まずOriginのサイトが信頼できるサイトか確認しましょう。これ自体は直接的にウォレットの中身を移動出来るものではないですが、過去に承認したpermissionを基に移動できてしまいます。
③Seaport
Seaportと書いてあったら身構えましょう。Messageには色々と書かれていますが、理解するのは単純ではありません。もしURLがOpeaSeaなど信頼出来るマーケットプレイスでなければ絶対にサインするのはやめましょう。
④Eth_Sign
このようにMetamaskでは赤字で警告が出てくるもので、どんなトランザクションも出来てしまうので間違ってもSignしないようにしましょう。
対処法
Revoke CashのExtentionを導入する事で自分が行おうとしているAllowanceの内容やマーケットプレイスのList内容などPop-upで警告してくれます。
似たようなExtentionでPocket Universeというのもあります。自分は両方入れています。
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