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自己流・漫画の組み立て方①

自分の一時創作である四天王漫画が出来るまでと併せて、自分流の漫画の組み立て方を記録していきます。読み返すのがしんどくない文字量にしたいのでいろいろすっ飛ばしていくので、その辺はうまいこと感じとって下さい…

四天王漫画は「仕事を放棄した四天王と、彼らにまた働いて欲しい主人公のお話」なんですが、このマンガのテーマ(描きたいもの)は「固定されたメンバーが、大きくは変わらない日々を繰り返していく」という部分です。

部活ものの漫画・アニメに多いテーマですが、僕の場合はドラマ「木更津キャッツアイ」、アニメ「おそ松さん(リメイク版)」、コントグループ「東京03」。

これらのコンテンツを意識して漫画のテーマ、シナリオ、テンションの部分を作っていきました。ひとまず完成したのは

「主人公が、何かから逃げる/現状維持を望むグループに振り回されるコメディ」

というテーマでした。次に「何かから逃げる/現状維持を望むグループ」はどんな奴らなのかを考えました。主人公はそいつらに振り回されるわけですから、決まった後に真反対のキャラクター設定を与えてあげればオッケーということに。

自分は特撮ヒーローものの、敵役が好きなのでそれを反映していきました。

「何かから逃げる/現状維持を望む」は「任務、役目を放棄している怪人」に、「グループ」は「役目を放棄しても許される立場にある…幹部以上の存在の集団」に。最後の「振り回される主人公」については、「振り回される=彼らより地位が低い、しかし働きかけるだけの権利は持つ特殊な立場の人物」…と連想するように組み立てていき

あとは「四天王」とか「三銃士」とか「七人隊」とかが非常に好きなので…もうよく考えずに「四天王の漫画にしよう!」って決めましたね。この時点で4人+1人のキャラを考えなければならないということには頭が回っていませんでしたが、その辺は次回以降に‥‥

ということで続きます。
次回は「キャラ設定編」の予定です。

■余談■

自分はマンガの構想を練る際に、ビジュアルから手をつけないようにしています。
「見た目」の持っている力って凄まじくて、最初に「いかにも~」なイケメンキャラの絵を描いた後に性格や行動を考えても、イケメンの枠をはみ出た個性を持たせるのが難しいんですよね。
先に、「子供にも笑われるような弱点を持ってて、それを突かれると泣いちゃう」みたいな個性を確立させて、そこにCV細谷佳正な感じのビジュアルを乗っけてあげたほうがギャップを作りやすい…と自分は思っています。

役をしっかり定める→キャスティングするようにキャラクターの容姿を作り込んでいく…その時々で脳の違う部分を用いて作品にアプローチしていく感覚で、とても楽しいです。

自作リンクです。

■LINEマンガインディーズ
https://bit.ly/30SqbgL

■マンガボックスインディーズ
https://bit.ly/2JLCk1w

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