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就労継続A型事業所

知り合いのA型事業所の利用者さんたちの間で「通院などでも月に一度以上、一日仕事を休んだら解雇される確率が上がる」という噂がまことしやかに流れているのですが、福祉関係で何かあったのでしょうか。
故郷・岡山県には倉敷市という、過去二回A型事業所を潰して利用者を大量解雇した前科持ちの自治体がありますので、また倉敷市が何かやらかしたのではないかと思ってしまいますねぇ…当時は本当に大変だったし、今でも倉敷市でA型に就労しようと思うと大変なんですヨ。

福祉課含む役場は「A型はきちんとしている」なんて思わないことです。
全てではありませんが、とんでもないところだと無免許運転の強要も普通にありますからね。公道はもちろん道路交通法違反ですし、私有地であっても無免許運転は極めて危険な行為だと私は思っておりますが、人手不足を理由に「寄せ集め」のような形で集められたA型の職員たちにそういう頭はないものということも理解しております。実際の利用者としての立場で言わせてもらうと、これが実情なんですよね。
でも同時に利用者たちからすると雇用契約であるA型事業所の存在は大きく、自分たちの生活のために法律違反も我慢して受け入れているなんてこともありますので、役場は「A型はまともではない」という頭で視察する以外にないのです。
こちら(利用者)としても「A型を潰さないという大前提でいかに利用者たちが法律を犯すことなく仕事が回せるか、役場は指導頑張れ」としか言えないわけです。雇用契約とはそれだけ大きいのです。

とはいえ、とんでもない福祉職員のせいで真面目にやっている人がとばっちりを受けるのも事実なわけです。
真面目に仕事をしている他の児童福祉・障害者福祉・高齢者福祉の職員は、皆さん怒っていいと思いますよ。

追記ですが、就労継続A型は先に書いたように「雇用契約」です。
一番恐ろしいのが利用者が把握していないところで勝手に契約が変わっているというところでしてね……私が知っている無免許運転の件は、契約が変わったことで免許の有無は関係なく、会社が利用者に運転させることができるとなっていたのが原因だったそうな。
当然利用者たちは大パニックになりましたが、会社は強いです。雇用主ですから。
当時の職員たちは障害者だから難しいことを言うのだとバッサバッサと切り捨てていきましたけど、よくよく考えたら健常者も言いそうな気がしますね。契約のことについてはね。だって無免許運転は明らかに違反ですし、何の説明もなく勝手に変わってることに疑問を持たない人間が居ますかね?という感じ。
まあ、今もそうなんだろうなと思ってます。だって何も変わっていない。これからA型事業所を考えられている方は、A型が障害者ビジネスをうたってないかと疑いの目を持って見学してください。

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