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ランダムダイス16-20帯対戦考察(ver5.2-5.3)

皆さんこんにちは。「ゆっきーなんてっ」と申します。ランダムダイスでは「Caf_ゆっきー」としてプレイしています。
現在のクラスは20(トロ9万)で、純粋に対戦が好きでブースト戦以外でも結構頻繁に潜っています。

当記事ではランダムダイスの対戦環境の中で、クラス16~20帯について考察し、環境上位に存在するデッキの基本的な使い方と、それぞれのデッキに対する相性・立ち回りについてまとめています。

なお、当記事に関わる内容は私個人の思考や考察に基づくものであり、ゲーム内で所属しているクルー「Cafe_Crit.」とは一切関係ございません。有料部分についてはクルー内での情報展開も一切行いません。そのため本件に関わるご意見やお問い合わせは全て私個人(@dice_yucky)のDMまでお願いいたします。
いただいたご指摘やアドバイスに対して内容の修正が必要であると判断した場合は、それを明記した上で記事に追記・修正を加える場合がございます。
今回始めてのNote執筆となりますので、誤字・脱字・誤表現などはご容赦ください。

2020/10/10現在の対戦環境に存在するデッキについては、腐らない豆腐氏(@sr_Chick_Be)が分かりやすくまとめられているため、そちらの記事を引用いたします。
https://beans-labo.com/deck-ranking/
こちらのサイトでまとめられている内容で概ね紹介しきれてしまうため、各デッキの紹介は簡単に済ませ、後の文章で補足する形で進めていきます。

とか言いながら記事を書いていたんですけれども、仕事が忙しかったのでかなーーーり時間がかかりまして、気づいたらバトルフィールドスキンが実装されてしまいました。

とはいえ、大きく環境が変わるわけではなく、それぞれのデッキの強い部分を伸ばすものが採用されたり、最も強力であろう楽園スキンを使える人(=クラス20到達者)がそもそも環境に少ない為、根本的な環境変化は起きておらず、一部を除いて個々のデッキの立ち回りは大きく変化しないことが予想されます。そこで、当記事では従来考察していた内容に5.3で変わったところを少し補足するのみといたします。

■環境デッキ紹介

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まず、環境TOPに君臨している純コンボ
コンボのクラスが9~10あたりから序盤(1~2w)の処理能力が安定します。中盤(3~4w)以降はコンボを稼ぐことで無限に火力が伸びていく為、元素台風吹雪以外のどんなデッキに対してもダメージ差で勝ちに行くことができます。
環境における遭遇率は40%程度。
(5.3のフィールドスキンによって序盤の安定性が増し、増加しました)


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続いて、改造電気+クリとフローの組み合わせ、電改クリフロー。
こちらは2バフデッキのため序盤でしっかり改造電気の出目1~2が出てこないと処理ができずに事故負けすることがありますが、それを除けば暗殺以外のほとんどのデッキに対して有利に立ち回れる今シーズンの目玉デッキです。
改造電気とクリティカルの高出目が1~2セット隣接していれば、他をすべてフローにしても処理が間に合うので、合計出目が高ければ高いほど効果が伸び続けるフローとのシナジーを最大限に活用できる画期的なデッキです。
1~3wで決着がつくことが多く、トロ上げ効率もかなりのものです。
環境での遭遇率は20%程度。
(5.3でコンボが相対的に強化され、やや減りました)


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台風トゲフローは前述の2バフと比べると序盤がやや安定し、フローが入っている分コンボに対してやや有利、トゲによる処理能力で台風生贄フローや暗殺などのデッキにやや有利となります。
「やや」という表現を多用しましたが、ダメージ上限が電改クリフローに劣り、生贄が入っていない分序盤の展開力に欠ける為、器用貧乏な展開になりがちであることが弱点と言えます。対戦においてはプレイングや相手とのステータス差で補うことができるため、使い手によってはかなりの勝率を叩き出す事ができます。
環境での遭遇率は10%程度。


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台風生贄フローはVer.3から私が最も多く使用しているデッキです。
台風と生贄による事故率軽減、絞り性能の高さ、大暗殺への耐性を備えており、戦い方次第でどのようなデッキに対しても勝ちにいくことができます。特に環境最強デッキであるコンボに対するメタ性能が高く、対戦スピードも速いためトロ上げに向いています。(ちなみに私はVer3の頃にこのデッキを使い、クラス18から20まで4日で上げました。)
一方で、2バフの電改クリフローと比べると事故が少ない代わりにダメージ上限が低いため、4w以降まで粘られると勝ち目が非常に薄くなります。
環境での遭遇率は10%程度。
(今使うなら間違い無くこれ。コンボが増えていてぶっ刺さります)


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そして台風成長暗殺ですが、こちらのデッキはコンボ、電改クリフロー、台風生贄フローに対するメタデッキとしての立ち位置にあり、相手のデッキや盤面に合わせて適切なタイミングで暗殺を打つことで有利に立ち回ることができます。
一方で、元素台風吹雪や高クラスのコンボ、自身より台風のダメージが高い相手に対しては苦戦を強いられます。
環境での遭遇率は5%程度
(暗殺得意な人はめちゃくちゃ勝てる環境です)


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ランキングには挙がっていませんが、元素台風吹雪も従来に続き全対面に対して有効なデッキとして安定しています。
高クラスの純コンボに火力で対抗しうる唯一のデッキであり、相手のデッキに合わせて自身の盤面を適切に管理できれば台風棘フロー、台風生贄フロー、台風暗殺に対しても有利に立ち回ることができます。
環境での遭遇率は10%程度
(5.3でコンボが増えたことでやや増加した印象です)


■対戦における約束事

対戦する上で、どんなデッキを使うとしても常に意識するべき約束事をまとめておきます。上級者の方は皆さんご存知かとは思いますが念のため。全て必須の知識やテクニックです。
・お互いに倒した雑魚が相手の盤面に流れるため、雑魚を意図的に処理しない(絞る)ことによってお互いの獲得SPを調整することが可能。
→出目を上げたいとき=雑魚処理を早くする
→出目を上げたくないとき=雑魚処理を遅くする
・生贄が入っているデッキを使用し、相手に生贄が入っていない場合は絞れば絞るほど相手との盤面差を作ることができる(生贄の有無によって獲得SPに差ができる)
・成長ループは積極的に狙いに行くべき。コンボを使っている場合や、特定の状況を除き、相手よりも出目が高くなる方が基本的に有利であるため、盤面に出た成長はすぐにコピーせずループを狙う。また、出目2や3の成長があるときは不要なダイスを合成して出目を合わせに行くことで、ジョーカーや成長を更にループさせることができる。
・デッキ同士の相性差をクラスやクリダメの差で補うことができるため、相手との火力差を早めに見極めて、相手に合わせて立ち回りを決めていく。
・2箇所バフのフィールドスキンを使用する場合は合成位置を意識する。

◼️トロ上げ効率の上げる為の考え方

まず、環境デッキを大きく3つに分類します。
A. トップメタ(環境で最も勝てるであろうデッキ:コンボ、電改クリフロー)
B. メタ(Aに有利なデッキ:コンボに対するフロー、電改クリフローに対する暗殺)
C. メタのメタ(Bに有利なデッキ:暗殺に対する元素台風吹雪、フローに対する棘フロー)

カードゲームなど、個々の課金額やプレイの深度によって強さの条件が変わらないゲームにおいては、A:60%、B:30%、C:10%程度の分布になることが多いため、そこから各デッキの相性から分かる勝率を算出し、自分が使うデッキを決めていきます。

しかしながらランダムダイスでは、デッキごとの相性だけでなくクリダメやダイスのクラスの差によってもそれが左右され、個々人によって使えるデッキと使えないデッキがまちまちとなります。

例)コンボのクラスが7なので環境トップの純コンボが握れない
 クリダメが16帯の平均より低く台風フローの火力が物足りない
 暗殺が嫌いだから自分でも使えない etc.

そのため、環境デッキを正しく分析するためには、各デッキの使用条件と対戦心理を元に、環境における各デッキの使用率を予測しながら、自分のプレイスタイルやクラス・クリダメに合わせたデッキ選択を行い、現環境で最大限勝率を高められるようにしましょう。

前置きはここまで。考察に移ります。

■純コンボ

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現環境に存在するほぼ全てのデッキに対して対応できる。
一方でコンボのクラス、その他のダイスのクラスの高さが勝率に大きく影響し、クラスとクリダメが高ければ高いほど勝てるようになる。
逆に言うと使用するにあたってのハードルが非常に高い。
クラス8以下は苦戦を予想されるが、9以上の場合は十分対戦で戦えるため、ぜひ挑戦して欲しい。
平均的な勝率は最も稼ぎやすく、対戦が長くなりやすいことを除けばトロ上げに向いており、特にブースト戦の消化にはおすすめ。
楽園スキンとの相性が非常に高く、上手くバフ位置にコンボを設置できれば一気に火力が上がる。(クリ率50%はずるじゃん)
クラス20未満の方は航行スキンかデフォルトスキンがおすすめ。

基本の立ち回り
・最序盤は召喚を消すことを優先し盤面を広げながら出目を底上げすることを意識する。
・盤面と火力に余裕があるときはコンボ出目1~3は各1個残す(コンボ稼ぎ用)
・適応はコンボに基本的にコンボを稼ぐか召喚を消す為に使用するが、状況次第で使い方が変わるため注意して取り扱う。序盤は貴重な火力。
・自身の盤面と相手の盤面の火力差、ボスや雑魚に対する処理速度に注意して混ぜる。特に3w以降はコンボの出目合計が20以上をキープできるように慎重に合成する。例えば適応5、コンボ5、コンボ5となっているときに安易にコンボ5を消さない。

対 電改クリフロー
クラス10以上の場合6:4有利
クラス9以下の場合4:6不利(境目の判断が難しいのでざっくり)
・スタート時にある程度相手に絞られ、1~2wでフローを多く展開されると厳しいが、相手方の出目よりも自分側の出目のほうが増えるため、召喚・成長を上手く回して盤面形成できれば火力が追いつく。自分と相手の回り具合によって大きく勝敗が左右される。
・出目1のジョーカー、適応は極力召喚に使う。なければ成長に使う。盤面を広げつつ出目を上げることが最重要。
・コンボ9以上の場合は7~9コンボ稼ぐのが目標。コンボの出目合計は10程度あるとよい。あくまでも目安だがコンボ数×出目=70以上を目指すイメージ。
・クリダメ、クラスが高ければ高いほど勝率が安定するため、強くなればなるほど握り得になる。

対 台風生贄フロー
クラス10以上の場合4:6不利
クラス9以下の場合2:8不利
・相手の練度次第ではあるが、きっちり絞ってくる相手にはかなり厳しい。
・電改クリフロー相手同様、召喚と成長を上手く使って盤面を増やしていく。
・1wを超えられたとしても2wでトドメを刺される可能性が高いので気合で乗り切る。

対 台風トゲフロー
クラス10以上の場合6:4有利
クラス9以下の場合4:6不利
・基本の立ち回りは上記フロー2種と同じ。
・電改クリフロー同様に、相手に生贄がないため展開する余裕がある。
・1wを乗り切れば勝てる可能性が一気に上がる為序盤の判断力が重要。

対 元素台風吹雪
クラス10以上の場合5:5
クラス9以下の場合4:6不利
・出目1ジョーカーは召喚>コンボ>成長
・1w目は相手の台風の出方を見ながらジョーカーのコピー先を見極める。
・適応が余っている場合は極力コンボに使用し、火力が足りている限り出目を上げすぎずにコンボを稼ぐことに注力する。
・相手の元素の出方やボスの並び次第だが、ダメージ上限は基本的に元素側に分があるため、レオンやナイトなどの盤面変化での有利盤面を狙うため極力コンボを稼ぎ続けて相手の火力上限に追いついていくことが重要。
・2wからしばらくはボススキルをスルーできるため、ここで極力入口処理を続けながら盤面を整えて相手との火力差を作っていくことで後半が楽になる。

対 台風成長暗殺
クラス10以上の場合6:4有利
クラス9以下の場合5:5
・序盤の暗殺をしっかりいなして避けながら盤面を組み上げられるかどうかが重要。
・相手からの暗殺が飛んでこない状況では極力召喚と成長を回して盤面を広げる。
・相手の暗殺が飛んでくる可能性があるときは、基本的に盤面が埋まるまではダイスを出し続け、相手の暗殺が飛んでくるかどうかを常に見ながら避けることを意識する。
・コンボ数が15を超えた辺りで暗殺側の台風の火力を上回るため、2wの途中まで乗り切れば勝ちが見える。
・序盤の適応は貴重な白ダメ要因であるとともに、暗殺回避に何でも使えるため常にどこにあるか意識する。
・暗殺を避けやすい盤面を意識し、出目1をできるだけ近い位置に配置して、余裕があれば遠くの出目1に合わせて避けにいくとよい。
・相手の練度にもよるが、基本的に最序盤にきっちり絞ってくる相手には厳しい展開になる。

対 大暗殺
クラス10以上の場合4:6不利
クラス9以下の場合3:7不利
・基本的な立ち回りは上記の台風成長暗殺と同じ。
・単純に暗殺が飛んでくる回数が多くなるため、暗殺を打つタイミングが上手い人に当たると非常に厳しい。

◼️電改クリフロー

フローのバフを受けて環境TOPに躍り出た今期のトロ上げ大本命デッキ。(だったはずが、5.3でやや陰りを見せました)
改造電気は出目が上がるほど火力が上がり、高出目のクリと隣接することにより、火力ダイスとしての必要枚数が少ない状態を維持できる。残った盤面をフローにすることができるため、デッキとしての完成度が非常に高い。
弱点は1wで改造電気の出目2以上が出せないと火力で押し負ける場合があることと、クリとフローの2バフ構築によって序盤にダメージが出せない事故盤面が発生しやすいこと。逆に言えば自分の盤面が事故らない限りはほとんどの場合勝ちに行くことができる。
暗殺が入っているデッキと、フローの部分が生贄やiXに変わっている電改クリ亜種デッキに対しては不利であるが、現環境ではそもそもの遭遇率が低いためそれほど気にならない。
クリダメが1200以上で、成長やジョーカーのクラスが9以上の場合は検討の余地があり、クリダメとクラスが高ければ高いほどどんどん勝率が上がっていくデッキ。
序盤が安定する航行スキンがおすすめ。

基本の立ち回り
・相手が暗殺以外のデッキの場合、1角と2角の間あたりまで絞って1つずつ確認しながらダイスを出していく。このときバフダイスしかでない場合は即合成する。
・最初の4つが成長、ジョーカー、バフ、バフなどになった場合は、成長が切り替わるギリギリまでジョーカーはコピーせず、白ダメで極力雑魚処理できる状態を維持する。
・序盤の火力不足事故さえ防ぐことができれば、その後は有利に展開できる場面が多い。
・改造電気とクリの隣接を作ることを意識し、改造電気がある隣に別のダイスを合成しにいくとよい。(クリになって出目が上がれば当たり)
・2w以降は最低限の処理が間に合う改造電気とクリの組み合わせを残しながら、成長ループを最優先し、出目を上げる事を意識する。
・基本的にジョーカーは成長以外に使わず、自分の盤面を整えながら相手の盤面をしっかり見て、処理が間に合わなさそうな状況を見極めてフローを増やしてトドメを刺す。
・ダイスのレベルは基本的に上げない。処理が間に合わないときのみ改造電気のレベルを少しずつ上げていく。
・SPは温存気味に立ち回ると成長ループを狙いやすく、勝ちに行くときに一気にフローのレベルを上げることができる。

対 純コンボ
クラス10以上の場合4:6不利
クラス9以下の場合6:4有利
・1wは絞れるだけ絞ったほうがよい。改造電気1が出た場合はしばらく無理にダイスを出さず、1体目の中ボスの処理をギリギリ間に合わせるくらいのタイミングで次のダイスを展開していく。
・3w以降は勝ち目が薄くなるため、1-2wの間にフローを増やして決着を狙う。
・成長が上手くループしない場合は相手の盤面を見つつフローを増やしてもよい。
・特に序盤は相手から流れてくる敵が少ないため最小限の火力をキープできればよい。

対 電改クリフロー(ミラー)
・如何に相手よりも高い火力を維持できるかどうかの戦い。
・盤面の火力とフローのバランスが非常に重要であり、相手との火力差を早めに見極めて、相手と同じ火力でフローが多い状態または相手より火力が高くフローが多い状態を維持することで勝つことができる。
・常に相手と自分の盤面差を計算することが重要であり、例えば相手が成長ループに入ったタイミングで一気にフローを増やすことで、一時的に弱くなった相手の盤面に一気に雑魚を流して勝ちに行くことができる。
・また、フローと同じ出目のジョーカーを複数用意しておいて、改造電気のレベルが低い状態で自身の盤面にわざと雑魚を貯めて、一気にレベルを上げてフローをコピーすることによって、貯まった雑魚を一斉に相手の盤面に送り込んで倒すことも可能。
・相手が次どのダイスを合成しようとしているのか、相手が望む展開が何かを意識し、その裏をかく動きをすることで有利な展開に持ち込むことが可能。(練度大事!)

対 台風トゲフロー 8:2有利
・こちら側の負け筋は序盤の事故で火力が低い間にフローで流されること。
・デッキの構造上、3w以降(改造電気とクリの出目が3~4以上で隣接)になると火力差で負けることが無くなるため、負け筋さえ潰すことができれば基本的には負けない。
・お互い火力を出し続けていればいずれ相手側が息切れするため、よほど相手との盤面差が作れている場合を除きフローはすべて潰して火力ダイスに変えていく。

対 台風生贄フロー 6:4有利
・基本的には相手側が絞ってくる為、こちらは特に絞りを意識せずダイスを確認しながら展開していく。
・デッキの構造上、電改クリそれぞれが出目3~4で隣接できれば火力負けすることはないため、勝ち筋は2w以降まで耐えること。そのため序盤のフローは全て潰して全力で火力を出しに行く。
・台風トゲフローに比べると生贄が入っている分相手の展開力が高く、こちらの改造電気の出目が低いうちにフローで流されてしまう可能性がある。
・台風トゲフロー同様、こちらが大きく事故らない限りは負けないが、相手の火力が高い場合は3wあたりまで負ける可能性があるため安易に火力を削らないよう細心の注意を払って立ち回る。

対 元素台風吹雪 7:3有利
・こちらの火力がしっかり出ていればほぼ負けることは無い。己の事故との戦い。
・相手がうまいとそこそこ出目が高い吹雪をきっちりずらして展開してくるため、全体の出目が上る前(2-4w)に決着をつけられると良い。
・最序盤は特に絞る必要は無いが、できれば1wは絞り気味で進行できると展開が安定する。
・台風のクラスやクリダメが高い相手の場合は4wまで耐えられてしまうこともある。

対 台風成長暗殺 3:7不利
・上手い暗殺に当たると確実に絞ってくるため事故率が上がるとともに、火力ダイスに暗殺が飛んでくると非常に厳しい。
・相手からの暗殺が飛んでくる可能性があるときはジョーカーを合成せず、ジョーカー避けが狙える状態を維持する。
・改造電気1、ジョーカーがあるときに改造電気の方に暗殺が飛んできた場合はすぐにジョーカーでコピーする。火力ダイスを消されないことを第一に考えて立ち回る。
・基本の立ち回りとは異なり、火力ダイスが出ている場合は出目1のバフダイスを合成せずに残してデコイにする。バフに飛んできたときは必ず避けて対応する。
・出目3以上の電改とクリの隣接を作ることができれば相手側よりも火力が下がることがほぼ無くなるため楽に勝てるようになる。

対 大暗殺 2:8不利
・言わずもがな、上記の暗殺よりもたくさん暗殺が飛んでくるので、序盤の暗殺を全部避けたりうまく成長の出目を上げたりして、奇跡的に火力ダイスが残らない限り非常に厳しい。

■台風トゲフロー

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台風の火力に加えてトゲを入れることにより、台風生贄フローや台風成長暗殺など、台風のみの火力に頼るデッキに対して非常に有利に戦うことができる。
また、台風のクラスやクリダメに対する依存度が他のデッキに比べると低く、コンボや電改クリフローを握りづらい場合の選択肢としては非常に有効。対戦時間は2-4wが中心となるためやや長くなりがちだが、自分よりクリダメが高い相手にも勝ち筋を見出すことができる。
生贄が入っていない分、序盤の展開力と絞りの安定性がやや下がっているが、ある程度使い方に慣れればプレイングでカバーして高い勝率を維持する事ができる。
コンボや元素台風吹雪に対する勝率は台風生贄フローに劣るものの、十分に戦える能力を持っている。
一方で、純コンボや電改クリフロー、台風生贄フローを握って高い勝率を得られる場合はそちらを使用したほうがトロ上げ効率は良い。
バフが乗りづらいため、航行スキンがおすすめ。
(5.3でコンボが増えたことで、台風フローが増えることが予想され、環境勝ちしやすくなる可能性あり)

基本の立ち回り
・相手が暗殺以外のデッキの場合、1角と2角の間あたりまで絞って1つずつ確認しながらダイスを出していく。このときトゲとフローしかでない場合は即合成する。
・1-2wは台風の火力を中心に立ち回り、3w以降から徐々にトゲの出目3以上を作ることを意識する。
・レベル上げは台風優先。盤面にトゲが並び始めたらトゲのレベル上げをしていくが、レベルを上げるよりも盤面を増やしたほうが火力が出るため、生成SPがレベル上げ分を超えない限りはダイスを出し続ける。
・ジョーカーは成長優先だが、常に相手の盤面を見ながら戦い、フローを増やして押しきれそうなタイミングを逃さないよう注意する。

対 純コンボ
クラス10以上の場合4:6不利
クラス9以下の場合6:4有利
・トゲとフローの事故が怖いが、できれば2角手前くらいまではダイスを出さず極力絞った状態で展開を始めたい。
・1-2wキルできないと、相手の火力が間に合ってしまうため、トゲは極力潰してフローを増やす。
・ジョーカーは成長優先ではあるが、出目3トゲよりも出目2フローの方が価値が高いため、ジョーカー2はフローを増やしにいく。
・台風のレベル上げは最低限にしておき、フロー優先。トゲのレベルは基本上げない。
・1wで決まり切らなかった場合でも、2wの相手の盤面でコンボの枚数が少ない場合は十分押し切れる可能性があるため、諦めずに勝ち筋を探す。

対 電解クリフロー 2:8不利
・1-2wで相手の改造電気の出目が3以上になる前に押し込みたい。
・絞りを活かして相手の事故につけ込むのが基本の勝ち筋。
・4-5wは相手の盤面次第で粘れる可能性ややあり。基本的には火力負けしてしまう。
・早期決着の仕方は対コンボの立ち回りと同様。

対 生贄台風フロー 8:2有利
・相手に絞られて盤面差からの1-2wキルを狙われると危険。
・自分側が事故って死なない限り相手よりも処理性能が高いため、落ち着いて台風を揃えながら耐えていれば3-4wあたりで相手が息切れして勝てる。
・序盤はとにかく相手のフローを押し戻せる分の火力を維持することが重要。
・トゲは出目が高いものが数個出ていれば問題ない。
・2wまでは台風メインでレベルを上げながら、盤面のトゲの出方に合わせる。
・火力さえ整えていれば勝てる対面のため、無理にフローを作る必要はない。

対 元素台風吹雪 4:6不利
・2-3wでフローを揃えて流しきったら勝ちだが、相手の台風火力が高くきっちり台風を揃えて耐えられると厳しい。
・ジョーカーは成長優先だが、フローと同じ出目のジョーカーをキープできている場合は、相手の台風と吹雪の出方を見つつ、成長ループや元素が多い盤面などの弱い瞬間を捉えたら一気にフローを増やして勝ちに行く。
・5w以降は元素側の火力に負けてしまうため、遅くとも4wまでに流し切ることを意識。

対 台風成長暗殺 7:3有利
・序盤の暗殺さえ凌いでしまえば、トゲの有無によって火力負けすることはない。
・1-2wは雑魚処理が間に合う程度の台風が用意できたあとは、盤面の出目1-2を極力残し、暗殺に合わせて避けられる準備を整える。
・相手の暗殺が飛んでこないタイミングで成長ループを狙い、盤面差を作られすぎないよう注意する。

■台風元素吹雪

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言わずとしれた古くからある対戦テンプレデッキ。
フローのバフによって苦手な対面が増えてしまったことと、コンボ同様対戦が長くなる傾向にあるため、現環境におけるトロ上げデッキの選択肢としては挙げづらいものの、クラスやクリダメに対する依存度が台風トゲフローよりも更に低く、消去法でたどり着く場合も多い。
とはいえ、デッキとしての性能は非常に優秀で、フロー以外の対面には有利に立ち回ることができ、コンボに対して唯一ダメージレースで勝つことができる。
台風のクラスやクリダメが高い人が使う場合は台風フロー系のデッキに対して火力で対応する事が可能となり、更に勝率が上がるため、対戦時間とフロー対面さえ気にならなければ現環境で強いデッキである。
鬼火スキンがおすすめ。まじで強い。
(苦手な電改クリフローが減っており、環境的には追い風)

基本の立ち回り
・序盤は台風数個で火力を維持しながらSPを温存し、成長ループで盤面を伸ばしていく。
・左外側と上側の出目が高くなるよう意識して合成していく。
・台風や吹雪の発動タイミングをずらすことが非常に重要。
・その他、基本的な使い方は昔から多くの動画や記事でまとめられているため割愛。

対 純コンボ
クラス10以上の場合5:5
クラス9以下の場合6:4有利
・コンボに対する勝ち筋は終盤常に元素と吹雪を維持してダメージレースに勝つこと。
・序盤しっかり絞ることに酔って、コンボ側のクラスが低かったり、下振れた場合に1wで勝ちを拾うことが可能。
・開始時は2角あたりまで絞ってから少しずつ展開する。このとき台風がでなかった場合は最初の中ボスまで絞れる。1wで極力コンボ側にSPを与えないことで、2w以降のボスキャンセルができる確立を下げることができ、終盤を有利な盤面で迎えることができる。
・こちら側の負け筋はコンボの火力が終盤も間に合い続け、逆に外周の元素や吹雪を維持できなくなってダメージレースに負けること。4-5w以降はそのような展開にならないように注意して合成していく。
・基本的に外周の出目を上げながら成長ループで出目を底上げしていくが、6w以降は外周を出目6以上にしないよう注意する。これはナイトやメテオで外周の元素が消えてしまったときに素早く復帰するためであり、下手に高出目で固めてしまうと変換で元素以外になってしまった場合に逃して合成することが困難になり、SPが枯渇してしまう。
・全体の出目が5以下でキープでき、外周の元素と、周期をずらして配置した吹雪3~4個を維持し続けることができれば、先にコンボ側の処理が間に合わなくなる。

対 電改クリフロー 3:7不利
・4wまでにフローで押し切られると負けてしまうため、元素を潰して台風と吹雪をしっかり盤面に揃えることが重要。
・1wは対コンボ同様に限界まで絞ることで相手の事故を誘い、その後の展開を楽にすることができる。
・盤面の火力が足らない場合は台風のレベル上げで対応し、それでも足りない場合はジョーカーで台風を増やすことも視野にいれる。
・吹雪の発動タイミングをずらすことが非常に重要で、8秒周期で発動するため、4個以上吹雪を揃えておくことで極力フローの効果を減らして対応することができる。
・3wまでは元素のダメージがほとんど期待できないため、台風と吹雪を全力で増やす。
・4w以降は少しずつ元素を揃えていき、電改クリフローの処理が間に合わなくなるところまで粘れれば勝ち。
・レベル上げは台風優先。クラスとの相談になるが、吹雪のレベルも3~4程度まで上げると遅延効果が2回程で最大遅延に持っていくことができる。

対 台風トゲフロー 6:4有利
・基本的な立ち回りは電改クリフローの時と同じだが、相手のデッキの性質上フローの枚数がそんなに多くならないため、ある程度余裕を持って対応できる。
・相手側の火力上限である5wくらいまで耐えることができれば勝ち。
・1wは対コンボ同様限界まで絞ることで(ry

対 台風生贄フロー 2:8不利
・相手側に絞られることで2~3wの処理が遅れがちになったところに、フローで流されて負ける展開が多い。
・基本の立ち回りは対電改クリフロー同様。
・相手の火力上限は4-5wのため、3wまででしっかり台風と吹雪を揃えて耐えきれば勝ち筋が見える。(でも現実はそんなに甘くない)

対 台風成長暗殺 8:2有利
・序盤の暗殺さえ凌いでしまえば、4-5wを迎えるくらいで吹雪の遅延差によって勝つことができる。
・1-2wは雑魚処理が間に合う程度の台風が用意できたあとは、盤面の出目1-2を極力残し、暗殺に合わせて避けられる準備を整える。
・相手の暗殺が飛んでこないタイミングで成長ループを狙い、高出目の台風や吹雪を揃えていく。
・元素は基本的に不要なため、暗殺避けのデコイとして使うことが多い。


さて、無料分はここまでとなります。
このあとは、僕が最も得意としている台風生贄フローと、プレイと思考で大きく勝率が変わる台風成長暗殺、電改クリixを紹介していきます。
購入いただいた方がメリットをしっかり感じられる内容にしたいと思っていますが、こんな事知ってるしやってるわ!今更何いってんだ!みたいな場合もあるかもしれません。
(記事を書く事自体が目的みたいになってたので、無料部分のボリューム大きくしすぎちゃいました。てへ。)
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